2016年までは代理店経由で購入されることの多かった本格ドローンですが、2017年ごろから大手家電量販店などにもドローンが並ぶようになってきました。このように徐々に一般普及が進みつつあるドローンですが、一方で「ドローンって名前は聞いたことはあるけど、いくらくらいで買えるんですか?」という問い合わせもよくいただきます。そこで今回、2018年春時点での最新売れ筋商品と価格をまとめてみました。入門用から産業用まで幅広く取り上げておりますので、ドローン購入の参考になさってください。
12,800 円 手軽な入門ドローン
80gのホビードローンTelloは、日本の航空法の規制外です。2本のアンテナが内蔵されており、安定した動画伝送を100mまで実現。また、大容量バッテリーで、ホビードローンでは驚きの13分もの長時間飛行が可能です。
安定した動作と手軽な価格のバランスを両立させたTelloは、「とりあえず始めてみたい」という人にオススメのドローンです。
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54,800 円~ 空からの自撮りに最適なセルフィー用ドローン
Sparkは信じられないほど『コンパクト』で、小型のリュックサックにも収まる大きさです。外形寸法143×143×55mm(縦×横×厚さ)、飛行時の重量300gはDJI製ドローンでは最小です。
また、ジェスチャーコントロール機能も搭載されてますので、旅先で気軽に飛ばして「みんなでポーズをとってパシャリ」なんてことも簡単にできます。
Sparkは同ランクの空撮ドローンで唯一、2軸ジンバルを備えています。映像のブレを補正する「UltraSmooth」機能も備わっていますので、『趣味の空撮』に最適なドローンです。
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104,000 円~ 折り畳み可能な本格レジャー用ドローン
レジャー用ドローンの決定版といえる「Mavic Air」。同シリーズの「Mavic Pro」は、趣味でドローンを飛ばす人から空撮のプロまで、幅広い層から熱烈な支持を受けるドローンですが、そんなMavicシリーズがさらにコンパクトになり、”Pro”から”Air”という、AppleのMacbookを踏襲した進化を遂げました。
Mavic Airの重量は430g、対角寸法は213mm。Mavic Proは羽を折り畳むことが可能で、『ペットボトルサイズ』と表現される携行性に秀でたドローンでした。また、Sparkは小型ドローンの代表として、Mavic Proの半分のサイズでコンパクトに設計されたモデルでした。
「Mavic Air」は、これまで『Sparkではスペック的に物足りなかった』が、『Mavic Proだと本格的すぎて手が出しづらかった』という中間を取ったドローンと言えます。
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124,800 円~ 業務利用も可能なモバイルドローン
発売当初から売り切れが多発し、「DJIの生んだ名機」と呼ばれるほど圧倒的な人気を誇る「Mavic Pro」。
4Kという高性能な空撮が可能ながらも、コンパクトドローンに分類されて良い圧倒的な携帯性から群を抜いた存在感を放っています。Phantom4Proなども含めて『持ち運ぶのがとにかく大変』というドローンの弱点を、見事に克服したドローンと言えます。
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204,000 円~ 空撮のディファクトスタンダードとなった万能型ドローン
ドローンと聞いて多くの人が想像するのが、このDJIのPhantomシリーズです・DJIがコンシューマー向けに販売を開始してから、爆発的な人気を誇る機種で、その最新機種が「Phantom 4 Pro」となります。
中型機の中では圧倒的にバランス良く、空撮にも産業用にも使われるPhantom 4 Proは、空撮のディファクトスタンダートと言っても過言でないほど広く普及したドローンです。
「迷ったらPhantom 4 Pro」と言われているほど、末長く使用できる機体となる本機種。まだ未体験の方は是非ご購入いただき、業界のディファクトスタンダードの機体で素晴らしいドローンライフを楽しんでください。
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389,000 円~ 映画撮影など本格空撮現場で活躍するプロフェッショナルドローン
プロ仕様で人気のInspireシリーズの最新機「Inspire2」。空撮を仕事とする方々の中には、Inspire2を愛用されている方は多いのではないでしょうか。
価格帯は高めでありながらも、何よりプロ仕様にふさわしい、圧倒的な格好良さを誇っています。そして、ドローン空撮にある程度以上ハマったことがある方は、皆口々に「Inspire2が欲しい」という台詞を発します。実際に、Inspire2から撮影した映像をPhantom4 Proなどと比較すると、そもそものカメラの画質や、センサーサイズの拡大、2オペレーションによる安定感といった部分で動画に関して圧倒的な性能の高さを体感することができます。
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593,800 円~ 一眼カメラも搭載可能な業務用空撮ドローン
2016年に発売されてから現在までいまだに売れ続けている大型機Matrice600シリーズ。Ronin-MXによって一眼レフを搭載できることから、眺望撮影や全天球VRの撮影の最前線で使われ続けています。
Matrice600は、映像産業を中心に、産業用途に特化した機体として開発されました。本機体の登場によって、空撮を用いた映画などでの映像撮影や、空からの写真撮影のレベルが飛躍的に上がったと言えます。また、ドローンの産業用途への活用の道を切り開いたのは、Matrice600シリーズの功績と言えるでしょう。
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要問い合わせ インフラ点検や測量などに対応した本格産業用ドローン
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