マイクロドローンで撮影された映像のみで構成されたMVが公開される

3人組のボーカル&ダンスグループ・J☆Dee‘Z(ジェイディーズ)が、マイクロドローンで撮影された映像のみで構成されたMVを公開しました。

今回発表されたMVはマイクロドローンならではのカメラワークで、メンバーの股下や顔の真横も通る迫力満点な映像となっています。

撮影を手掛けたのは、映像コンテンツ開発や関連機器販売などを手掛ける株式会社シネマレイの増田氏。撮影に使われたマイクロドローンは、プロペラガードを備えた縦横110mm程度の同社オリジナルの機体で、普段入り込めないような場所でも遠隔操作でフルHD画質の動画が撮影できます。

撮影を行ったMVでは、マイクロドローンが通ることを想定したダンスの振付制作がされており、他の撮影機では真似することができないダンスのカメラアングルが見どころの一つとなっています。

なお、撮影を手がけた増田氏は、2018年4月にフルHDカメラ搭載のマイクロドローンのみで撮影した「オンナノコズ」も手掛けており、SNS上にて拡散されて世界各地で話題になりました。

増田氏、撮影インタビュー

今回撮影してみてどのようなことに気をつけて撮影しましたか?
「マイクロドローンを使った撮影なので、マイクロドローンの競合であるクレーンや手持ちのジンバルなどにはない、マイクロドローンならではの映像表現を心がけました。」

今回初めてのダンスの中に組み入れる撮影でしたが、難しかったところはどこですか?
「大変勉強になりました。ダンスと、タイミングを合わせるところが難しかったです。」

J☆Dee’Zと撮影してみていかがでしたか?
「相手が女性でしたので、かなり緊張しました。傷つけないようにすることを、一番気をつかって撮影しました。」

マイクロドローン製品・サービスの概要

プロペラガードを備えた縦横わずか約100mm、70グラムでFULL HDカメラを搭載したマイクロドローンを独自に開発。
小型軽量な機体特徴を活かし、現存のクレーン撮影とも一線を画す魅力ある独特な映像表現を可能としました。
また従来の撮影機材では実現不可能であった視点表現を追求し、マイクロドローンならではのライブ感のある映像表現を完成させました。さらに一般的に屋外で使用されるドローン撮影をヒントに、より小型化し室内でも安全に飛行できる機体にHDカメラを搭載して新しい斬新な映像表現を可能にしました。

マイクロドローン撮影3大メリット

1:小型形状のため、普通では撮影不可能な狭いスペースを飛行することが出来、これまで見たことのない視点であたかも自身がミニドローンを操縦しているような迫力ある映像が撮影できます。

2:軽量な機体であるため被写体に、より接近した飛行をすることが可能であり、迫力ある映像が撮影できると共に万が一の衝突時でも被写体へのダメージが極めて軽微で安全です。

3:これまでのドローン撮影と違いシンプルな撮影機材であり、撮影オペレーションは極めて少人数で対応できるので撮影場所に即対応できるフレキシビリティがあり、準備時間・撮影コストを抑制できます。

(株)シネマレイ 公式サイト
https://www.cinemaray.co.jp/