2020年1月25日(土)に、「第三回バルーンバスターズ大会」が開催されました。今回はこちらの様子をレポートします。
第三回バルーンバスターズ大会・イベント概要
日時:1月25日(土)
時間:11時~17時
場所:ヨツバコ5階イベントスペース(横浜市都筑区)
新発想で脚光浴びるドローンゲーム「バルーンバスターズ」
「バルーンバスターズ」とは、すでに当メディアでもご紹介していますが、ドローンを複数の人で飛ばし、風船を割るバトルゲームです。
「ドローンを使ったゲーム」と言うと、操縦が難しいのではないか、高度な技術が必要なのではないかと思われがちですが、こちらはドローン操縦の経験がない初心者でもすぐに楽しむことができる、きわめてハードルの低いゲーム。操縦が簡単で、万が一身体にぶつかっても危険の少ない、「Firefly A20」という機体重量22.3グラムの小型ドローンを使います。
ドローンという最先端のツールに、昔ながらの取っ組み合いやチャンバラごっこのような要素を掛け合わせて楽しむこのバルーンバスターズのアイディアは、エンターテインメント業界でも注目を集めています。
バルーンバスターズは、2019年7月に開催されたライブエンターテインメントサミット「DAWN 2019」において、これまでにない斬新なエンターテイメントアイディアを競い合う「うんこミュージアムを超える企画でグランプリを目指せ!」コンテストでグランプリを取得しています。
進化が止まらないバルーンバスターズ。今回はアイドルが参戦!会場内ドローン即売も
今大会は三回目の開催でしたが、なんと、このたびオフィシャルサポーターに就任した、馬車道発・地元横浜のアイドルグループ「ポニカロード」のメンバーが参戦!黄色担当の南仲ないろさんは別件でお休みとのことでしたが、残る5名のメンバーが会場であるヨツバコ5階イベントスペースへ駆けつけましたよ。
また今回から、使用機材・Firefly A20と同じくらいの大きさであればマイドローンでも参加が可能となり、会場で同機種の販売も行うことになりました。
Firefly A20が陳列されたテーブルには、バトルにエントリーしている選手(以下「バトラー」)たちや、一緒に会場を訪れた保護者の方々が絶えず集まり、各色揃ったトイドローンを見比べたり、実際に手に載せて大きさや重さを確かめたりしていました。
ちなみにこちらの会場内で販売されていた機体、製造されたのは海外ではありますが、当然のことながら総務省の試験にパスした「技術適合マーク」入りの正規品。
日本国内のFirefly A20販売店舗の中には、技術適合マークを受けていない違法輸入品を扱う店やサイトも少なからずあるやに聞いています。「技術適合マーク」のない違法輸入品を使用した場合、最大1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となるのですが、注意したいのは、この場合罪に問われるのは「販売した者」ではなく「使用した者」であること。つまり、違法ドローンをお子様に買い与えた結果、それを使用したお子様が違法行為に問われる場合もあるわけです。ですので、購入の際にはどうぞ十分注意なさって下さい。正規品を確実に入手されたい方はぜひ、バルーンバスターズ大会会場でご覧になってみて下さいね。
複数回優勝の猛者も出現。バトラーたちを駆り立てるものとは…
バトル大会は、11時30分より1回目が、13時30分より2回目が、15時30分より3回目が、それぞれ行われました。
それぞれの回で、1組4名で競う予選ののち、予選の勝者が競う決勝を行い、各回の優勝者を決めるスタイルで進められましたが、複数回にエントリーするのもOKだったため、リベンジをかけて何回も戦ったバトラーの姿も。2019年11月に行われた第二回大会に比べると、エントリー者数も見学者の数も多かったように思えました。
各回とも、まずはバルーンバスターズのイベント企画運営、専用機体などの製造販売を行っている株式会社バルーンバスターズ(以下「同社」)代表の鹿股幸男氏が挨拶をし、バルーンバスターズの趣旨を説明。
続いて同社取締役・あにゃん氏が、ドローンの基本的な操作方法をレクチャー。バトラーたちにコントローラーを見せながら、ペアリング(コントローラーとドローンを接続させること。「バインド」とも)の方法や左右2つのレバーの操作方法を説明しました。
説明はこれだけ。その後バトラーたちに、テーブルの上のカラのペットボトルにドローンをあてて倒す操作をしてもらうことで感覚をつかんでもらったのち、すぐに予選開始です。
オフィシャルサポーターのポニカロードのメンバーは、ほぼ全員がドローン操縦は初めてだった模様で、最初のうち少し緊張したような面持ちでこわごわ説明を聞いていた5名。
…ですが、予選が始まると、みな真剣な表情ながらも歓声を上げて操縦を楽しんでいたようで、「操作が難しかったけど上手いって褒められた」「ずっと(ドローン操縦を)やりたかったから嬉しい」と大満足の声も聴けました。
筆者は今回2回目にエントリーしましたが、風船を1つ割るのが精いっぱいというていたらくで、あえなく予選敗退。そんな2回目にエントリーしたバトラーたちの頂点に立ったのはケイマン氏。ヒーローインタビューに穏やかに答える姿通りの、淡々と粘り腰で挑むバトラーでした。
そしてもう一人のそうま氏は、なんと1回目と3回目に複数エントリーし、双方で優勝の栄冠を勝ち取った猛者。家にもすでにドローンが2機あり、「友達と庭でドローン鬼ごっこをやって」よく遊んでいるそうですが、バルーンバスターズは「風船がどんどん割れるのが気持ちいい」、と笑顔で話してくれましたよ。
そんなノリに乗っているバルーンバスターズ、なんと「かわさきFM79.1」でレギュラーコーナー「バルーンバスターズタイム!」を持つことが決定しています。毎月第4木曜日のお昼の番組「巻 a.k.a. makkyの『salad bowl』」内でのオンエアとなります。スマートフォンアプリ「ListenRadio(リスラジ)」をダウンロードすれば、日本全国どこでも聞くことができますよ。次回の放送は2月27日(木)13時~13時30分。バルーンバスターズのイベント情報や、トイドローンについての豆知識などをお伝えしていきますので、こちらもぜひチェックされてみて下さいね。