2016年4月の20日(水)から22日(金)にかけて、幕張メッセにて「第2回国際ドローン展」が開催されました。先月行われたJapan Drone 2016に続く大規模なイベントの開催となりますが、こちらの展示会は産業用ドローンの展示がメインとなっています。
では、どんな産業用ドローンが集まったのか、さっそく見ていきましょう!
農薬を散布してくれるドローン
産業用ドローンの中でも見た目に大きな特徴があるのが、大きなタンクが目印の農薬散布ドローンです。すでに無人ヘリによるマーケットがあるためか、参入を狙う企業も多いようです。
救助や警備の役目を担うドローン
空を飛んで救助や警備を行うドローン。最短距離で一番最初に現場に駆けつけてくれる、心強い存在になりそうです。
食料や医薬品を届けるドローン
Amazonがドローンを使って注文から30分以内に荷物をお届けする計画という報道がありますが、様々な企業が配送用ドローンに参入しています。
設備を点検してくれるドローン
老朽化した社会インフラを点検してくれる検査ドローンも数多く展示されていました。そのなかでもソーラーパネルの点検サービスを開始するという企業が多く、2016年に一気に市場が拡大するかもしれません。
町おこしに貢献するお地場ドローン
機体や部品の展示が多いなか、ドローンを使った町おこしの取り組みをアピールするブースもありました。
4月にドローン推進室を開設した徳島県の那賀町は、今年6月にドローンによる鳥獣害対策のアイデアソンを開催するそうです。
宮城県の丸森町では丸森ドローンフィールドを開設し、ドローンレースの開催や人材育成の拠点にすることを目指していくそうです。GWには飛行体験会も開催されます。
ちょっと変わった近未来のドローンも
ドローンの機体の形状や飛行の仕組みにも、まだまだ進化の余地がありそうです。目を引くちょっと変わった形のドローンも展示されていました。
いかがでしたでしょうか。国際ドローン展の産業用ドローンのラインナップから、今後のドローン市場の動向が予想できるかもしれませんね。