DJIがRONIN-Sの販売価格と出荷時期を発表、5/29より先行予約開始

DJIが一眼レフとミラーレスカメラ用に設計された片手持ちスタビライザー「RONIN-S」の販売価格と出荷時期を発表しました。Ronin-Sの販売価格は92,800円(税込)で、5月29日(火)より先行予約を開始。製品の出荷は、6月下旬を予定しています。

製品概要

RONIN-SはDJIの3軸ジンバルテクノロジーを搭載した片手持ちスタビライザー。手ブレを抑えた滑らかな動画やタイムラプスを始めとした高度な写真撮影が可能になり、小型なハードウェアながらシネマレベルの作品を制作できます。3.6kgのペイロードまで対応しており、Canon 1Dおよび5D、Panasonic GH、Sony αシリーズなどのカメラを搭載可能。一部の対応カメラでは、RONIN-Sからカメラのパラメーターを設定できます。カタログスペック上のバッテリーの駆動時間は、12時間となっています。

Ronin-Sは容易なセットアップも売りとなっています。Push Mode(プッシュモード)は、Ronin-Sの電源が入った状態でジンバルを押す事で、パン軸、チルト軸とロール軸を手動調整できます。また、Auto Tune(オートチューン機能)により、ジンバルモーターの出力を自動調整するため、準備時間が短縮できます。

DJI Roninモバイルアプリから、パノラマ、モーションラプス、タイムラプス、トラックといったインテリジェント撮影モードとカスタマイズ機能を使用することで、Ronin-Sは、撮影シーンに合わせてカメラをコントロール、ロール方向への制御も可能で、より複雑なカメラワークを実現します。オペレーターは、各軸の速度/加速度/デッドバンドを含むスムーズトラック設定を変更、ユーザ設定として3タイプ保存でき、Mボタンで簡単に切り替えれます。また、Roninアプリを使ってカメラ設定を直接調整することも可能です。

別売の対応アクセサリーには、モバイル端末無しで、ジンバル、カメラ設定、フォーカスを操作できるFocusコマンドセンターがあります。また、DJI Force Pro、DJI Master Wheels、Ronin 2送信機、付属のFocus Wheelと組み合わせて使用するマニュアルレンズ用外付けフォーカスモーターにも対応しています。