今後のドローン市場におけるトレンドとは?

出典:http://www.telegraph.co.uk/technology/news/11541504/Where-is-the-legal-line-in-flying-drones.html

おもちゃ・ホビー業界で販売されているドローンは、今や動画撮影出来ない製品のほうが少ないくらいの市場が日本では形成されつつあります。メーカー各社から実に様々なおもちゃ・ホビー向けのドローンが販売され、FPV(ファストパースンビュー)を搭載したものも比較的安価に販売されています。では、今後数年でおもちゃ・ホビー向けドローンはどこまで性能が上がり、どんな体験が出来るようになるのでしょうか?

動画の高画質化

出典:http://atollworld.com/smart-drones/
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まず考えられるのは、撮影動画の高画質化です。今は30~200万画素カメラを搭載したものが主流のようですが、この画素数がどんどん上がっていくでしょう。
被写体を追い続けるシステムも既にありますから、あとは製品化を待つだけ。スキーやサーフィンなどで手軽に上空から撮影出来るようになるでしょう。近い将来、スキー場やビーチなどでドローンのレンタル業が盛んになるかもしれません。

送信機の機能・操作方法の多様化

出典:http://www.microsoftstore.com/store/msusa/en_US/pdp/Parrot-MiniDrones-Rolling-Spider/productID.306962600
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iPhoneやAndroid端末での操作は、既に実現していますが、実は意外と難しいものです。特にスロットル操作を画面上で動かす必要があると、微調整が難しいのです。やはり専用のコントローラーが有利なのですが、一般的な2スティックのコントローラーを超える画期的なコントローラーが登場するかもしれません。

出典:https://plus.google.com/communities/101095463679427818569
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一方、FPV(ファストパースンビュー)での操縦は現段階では極めて難易度が高いのですが、これもカメラレンズを複数化、画角をワイドにするといった改善やiPhone、Android端末側ソフトウェアの改良で、よりしやすくなるはずです。

制御の高度化

より多彩な制御技術が搭載されることになります。高度・気圧センサーは既に搭載されている機種もありますが、機体サイズが比較的大きいものに限られています。これが手のひらサイズの機体に搭載されるようになりそうです。

Hubsan H107C+

出典:http://www.hubsan.com/productinfo_18.html
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まるでオスプレイのような制御をして、航続距離やスピードを上げる機体も既に登場しています。

Graupner VTOL X44

出典:http://www.helicomicro.com/graupner-vtol-x44/
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WLtoys Q202 Carrier

出典:http://www.helicomicro.com/wltoys-q202-carrier/
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可変ピッチ機の登場

WLtoys V383

出典:http://www.china-gadgets.de/gadget/wltoys-v383/
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既にいくつか発売されているのですが、これまで固定ピッチだったプロペラがサーボで制御され、ピッチ角を制御出来るドローンです。アクロバティックな動きが出来るようになるのですが、操縦が非常に難しくなります。アクロバティックな動きをさせるには3軸ジャイロでの制御が必要になるためで、ホバーリングさせるだけでも難しくなります。このため、一部のハードユーザーが楽しむ分野となりそうです。

単純に6軸ジャイロと可変ピッチを組み合わせるだけであれば、上昇性能の飛躍的な向上や強風下で強制的に降下させるといった性能を持たせることが可能になります。上にも挙げたオスプレイのような制御(モーター自体の角度制御)を加えると、これまでにない動きを実現できます。

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このように、業務用や高額なドローン向けに搭載されている機能がどんどん搭載されるようになります。現在、ドローン市場をリードしているのは中国・アメリカ・フランスの3大メーカーと言われていますが、是非日本企業にも画期的な技術で、あっと驚くドローンを生み出してもらいたいものです。