ロシアやイランの軍事用ドローン

出典:http://photopolygon.com/posts/22565

ドローンとは、もともと軍事用無人機のことを指す用語でした。

軍事用ドローンは、有名になってしまった、マルチコプターとは大分見た目が違います。
しかしながら、ドローン全体の趨勢を知る上でも軍事ドローンの情報は重要だと思います。
そのため、ドローンメディアでも軍事用無人機のニュースを時折取り上げたいと思います。

ロシア軍が大量に無人機を配備するというニュースが流れてきました。

ロシアで無人機、というと一見ピンときませんがが、調べてみるとイスラエル製の無人機を導入するなど、数年前から積極的に動いていたようです。

ロシア国防省は小型UAV”エレロン-3SV”を購入する

イスラエル由来技術の無人機をロシアを導入というのはぱっと繋がりませんが、イスラエルは軍事技術の開発で相当実績のある国で、かつ軍事技術を輸出して外貨を稼ぐ国なので、それほどおかしなことではないのかもしれません。
イスラエルは世界の半導体産業も工場も沢山ある国ですので、技術的には相当のものがあるかもしれません。
見た目的には第二次世界大戦中の全翼機のようなデザインですね。
ロシア語で検索すると詳細な情報がいろいろと出てきます。

動画つきの情報もあるようです。

一方、ロシアから離れて今度はイスラム教国家の中でも大国のイランの軍用ドローンについての情報です。
こんなまとめ記事もありました。

実は世界でも一流だったイランのドローン技術

イランとハイテク、と一見あまり結びつきません。
しかしながら、教育水準が非常に高い国で、ヨーロッパの国々との関係もそれほど悪くないようなので、この辺りの技術力は非常に高いのかもしれません。
(革命前は米国とも非常に関係が深く、当時最新鋭の兵器だった、有名な戦闘機のF14を運用していたことでも有名ですね。未だに運用されているらしいですが。)

イランが米軍の無人機をハッキングして、鹵獲した可能性があるという記事もいくつかありました。

イランによる米軍最新鋭ステルス無人偵察機確保から分かるUAVとステルス機の限界

イランの技術力は恐るべきハイレベル? 米軍の誇る無人偵察機はハッキングで捕獲された可能性大

もしこれが事実だとすると、イランも相当の技術を持っていることになりますね。