「ROBOMASTER 2018」が閉幕、優勝は中国の華南理工大学に

DJIが中国の深圳で開催している学生ロボコン「RoboMaster 2018」が閉幕しました。RoboMaster 2018 には、世界中から約200チーム(合計約10,000人の学生エンジニア)が参加。決勝では予選を勝ち抜いた32チームが対決を行い、優勝した華南理工大学には金メダルと500,000人民元(約800万円)が授与されました。

「RoboMaster」はDJIが主催する年に一度のロボットコンテストで、ロボットの設計、開発を学ぶ次世代を担う学生エンジニア達が世界中から参加しています。 RoboMaster の決勝トーナメントはTwitch.tv で中継され、DJIによると30ヵ国で合計約990,000人超の視聴者がオンライン観戦したとのことです。

優勝は前述の通り華南理工大学、準優勝は遼寧省の東北大学、第3位は中国鉱業大学となっています。準優勝のチームには300,000人民元が、準々優勝チームには100,000人民元が授与されました。今年で4回目を迎えたRoboMaster 2018 には、ワシントン大学、カーネギーメロン大学、バージニア工科大学や香港科技大学などをはじめ、米国、香港、日本、カナダやシンガポールのチームも参加しました。

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RoboMasterについて

RoboMasterは、学生エンジニアが参加する次世代ロボットコンテスト。年に一回開催されるこの大会は、学生チームが、Standard Robot、Sentry、Hero、Aerial、Engineer、Supplier の6種類のロボットをつくり、障害物が設置されたフィールド場で戦います。

https://www.robomaster.com/en-US

RoboMaster の大会は、中国、米国、英国、カナダ、ドイツ、シンガポール、香港、マカオ、日本を含む世界中のエンジニア技術を学ぶ数千人の学生に視聴されています。