フランスのドローンメーカーParrotが、折り畳み式のドローンANAFIを発表しました。先月のニュースでもお伝えした通り、Parrotの公式サイトでティザーを公開していましたが、今回の発表はその流れを受けてのもの。
Parrot 公式サイトがティザーサイトを公開、謎のカウントダウンを開始
価格は米699ドルとMavic Air より100ドル安い設定。日本での販売価格はまだ正式発表されていません。発売日は7月1日(日)を予定しているとのことです。
スペック概要
今回発表されたParrot ANAFIは、DJI Mavic Air の対抗馬に位置づけされる機種。関係者によると、本機種の開発にはおよそ2年を費やしており、約2年弱前の2016年9月にMavic Proが公開されたことからもMavicシリーズを意識していることが伺えます。
気になるスペックは以下の通り。
- 本体重量320g
- 最大25分の飛行時間
- 独自プロポ
- 4K HDRカメラ
- 1/2.4’’ 2100万画素 CMOS SonyR センサー*
- 広角 f/2.4 ASPH レンズ
- 35mm焦点距離 23-69mm(静止画)、26-78mm( 動画)相当
- 独自の180°チルトジンバル
- 3軸ブレ補正
- 最大2.8倍のロスレスズーム
- HDビデオストリーミング
- 最高4kmの操作(遮蔽物がない場合)
- USB Type-C充電システム
- 最大16.6m/sの耐風
- 最高55km/h(スポーツモード時)
- 自動飛行モード
このようにコンパクトに折り畳めます。長さはMavic Air より長い印象。
プロポにスマホを接続して操作します。
セット内容
公式サイト上では、本体とプロポ、キャリーケースやその他付属物のセットが公開されています。
- 1 ANAFI 本体
- 1 Parrot Skycontroller 3
- 1 キャリーケース
- 16 GB Micro-SD カード
- 1 USB-A – USB-C ケーブル
- 8 プロペラー
- 1 プロペラ取り付けツール
なお、余談にはなりますが、Parrot公式Twitterがティザーサイトのカウントダウンが終了する前にANAFIの発表のツイートをしてしまうという「お漏らし」があったことも一部のユーザーには話題になっていますが、そこはご愛嬌ということで。
https://twitter.com/Parrot/status/1004369293860065280