和歌山県内にドローンを自由に飛ばすための専門施設「ドローンランド和歌山」が5月1日にオープンします。
紀の川市貴志川町長山と海南市高津をまたぐエリアにオープン予定。和歌山県内では初のドローン専門施設です。
同施設を手掛けるのはDアカデミー近畿大阪校・和歌山校を運営する株式会社未来図の藤戸氏。藤戸氏は2016年夏にドローン操縦者を育成するためのDアカデミー和歌山を立ち上げ、約50人を指導してきた実績を持っています。
ドローンは航空法や各自治体の条例により、気軽に飛ばす場所は限られます。ドローンに興味があるけど飛ばす機会がない、購入前にドローンを試してみたい、などのニーズに応えドローンユーザーの裾野を広げる場所として期待されます。
藤戸氏は「航空法や条例の規制が厳しく、飛ばせる場所はあまりない。ここで親しんでもらい、愛好者の裾野を広げたい」とオープンに向けた思いを語ります。
過去に動物園があるなど大きな敷地内。屋内での飛行も
場所は和歌山電鐵貴志川線の大池遊園駅の南側。
動物園や家具倉庫があったエリアで、約3万平方メートルとドローンを楽しむために十分な大きさ。旧倉庫はドローンレースなども楽しめるようにとアーチやポールを設置。
機体の貸し出しや会場の貸し出しなどのメニューが設けられ、子どもから大人まで気軽にドローン体験ができる場所として、産業用ドローンを学習できる場所として活用されていきます。
4月29日（土）、4月30日（日）には体験会イベントが開催予定。
4月29日（土）は産業用ドローンの測量や農薬散布のデモ飛行。4月30日（日）は一般向けに体験やトイドローンレース、デモ飛行などが行われる予定です。
