Liberawareが第三者割当増資による資金調達を実施、設備点検型IBISの機能向上と自動パトロール型IBISの実用化を推進

狭小空間の点検や計測、警備を行う産業用小型ドローンIBIS(アイビス)を開発する株式会社Liberawareが、NECキャピタルソリューション株式会社と株式会社ベンチャーラボインベストメントが運営する価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合(価値共創ベンチャーファンド)を引受先とした第三者割当有償増資による資金調達を実施したと発表しました。

本資金調達の目的

今回調達した資金は、2019年4月のサービスリリースした「設備点検型IBIS」のさらなる機能向上と、自律飛行による「自動パトロール型IBIS」の実用化に向けた開発に充当する予定。また、設備点検や計測といった業務をより効率化するために、IBISが撮影した映像を3Dや点群、オルソ画像等に編集・加工する「データプロバイダ事業」の強化にも活用します。

産業用小型ドローンIBIS(設備点検型)の概要

産業用小型ドローンIBIS(設備点検型)は、煙突の中や配管内、ボイラー内部、屋根裏といった人が進入することのできない、もしくは進入すると危険な場所の点検や計測に活用されています。特に足場の設置が必要な現場などでは、安全面・時間面・費用面において大きなメリットを生み出しています。同社によると、今後は橋梁やエレベーターの内部、大型船舶のバラストタンクやカーゴホールドの内部等の新たなフィールドでの活用も開拓していくとのこと。​ 

サイズ :190×180×50mm (プロペラガード込み)
重 量 :170g(バッテリ込み)
飛行時間:最大12分間
装備類 :LED照明、防塵用モーター、独自設計のプロペラ 他