KDDIが「無人航空機型基地局 (ドローン基地局)」を開発することを発表しました。
災害時などに携帯電話の利用が困難になったエリアにおいて、一時的に通話や通信を可能にすることを目的としています。
陸上や海上からの電波が途絶えたときなどに、一時的であれ携帯電話サービスを利用できることには大きな意味があるでしょう。
陸からも海からも被災地にアクセスできないケースを想定
KDDIは電波基地局の被災地へのアクセスとして、3つのケースを想定しています。
①陸路では車載型基地局
②海路では船舶型基地局
そして陸路も海路も厳しいケースにおいて、第3の選択肢として空飛ぶ基地局を想定。ドローンを利用して携帯電話の使用を可能にしたい考えです。
さらに携帯サービスだけではなく、被災地の状況などをリアルタイムに上空から発信する機能なども付随され、災害時の活用が期待がされます。 2017年3月以降に全国10ヵ所で実証実験がスタートします。