DJI社レポート:ドローンによる人命救助事例が1日に複数件の報告

Image courtesy DJI
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ドローンメーカーDJI社(中国)は、定期的にドローンの事例報告書を公開しております。特に「事件」と「発見」というくくりで、ここ数ヶ月とても頻繁に更新されています。そこで、今回はその中の「救助用ドローン」の報告書のひとつをご紹介いたします。

急速に増加しているドローンを使った救助実績

DJI drone
INSPIRE fly with life vest

1日に複数人救助されることは、今までも実績としてはありました。

DJIが最新レポートを発表、2017年は世界で65名の人命救助にドローンが活用

しかし、今回報告された事例は、ドローンによる救助が1日で複数事例行われたという意味でこれまでの実績と異なるものとなっています。5月31日(木)における警察と消防によるビデオや報道は以下の通りでした。

地域 内容 救助人数 URL
イギリス 温度カメラを用いて遭難者の救出に成功 1名 https://twitter.com/PoliceDrones/
status/1004368785346912256
アメリカ・インディアナ州 ライフジャケットの投下に成功し、救助に成功 1名 https://twitter.com/Waynetwpfire/
status/1002195763005452290
アメリカ・テキサス州 インスパイアでライフジャケットを投下、泳げない子供も救助 2名 http://www.kwtx.com/content/news/Area-
dam-shut-down-to-rescue-four-stranded-
in-river-484245321.html
 

救助分野で進むドローン活用

これほどの実績が一日で出ることは非常に珍しく、DJI社の広報は「救助用途でのドローンの使用において大きな実績を作った」と発表しております。また、報告されていないドローン救助事例も含めると、さらに多くの事例が世界中にあるはず、という見解もなされています。

一概に「救助におけるドローン」といえど、様々なシチュエーションが想定できます。政府による救助や支援であったり、火災における鎮火や、空からの偵察などにおいても使われていることを考えると、本当は数えきれないほどの救助事例があるのではないでしょうか。

ドローンで救える命があるならば、今後もドローンは救助活動において普及されるべきでしょう。日本での導入事例はまだ少なく、今後にも期待できます。