ソニーのドローン試作機と推進式航空機について

出典:http://mashable.com/2015/07/22/sony-drones/

ソニーモバイルコミュニケーションが自動運転のベンチャー企業、ZMPと一緒に組んでドローンの会社「エアロセンス」を作りました。

その「エアロセンス」が発表したドローン試作機ですが、個人的に注目したのは
「AS-DT01-E」という機種。

いわゆる、マルチコプタータイプではなく、二重反転プロペラを推力に使い、
しかも一部に話題のオスプレイのように推力を90度移動することが可能なプロペラを使用した非常に意欲的な機体です。
いわゆる、推進式というタイプの航空機ですね。

GIGAZINEさんで詳細な取材記事が出ています。
試作機が非常に美しい航空機に見えますね。

個人的な意見ですが、マルチコプタータイプのドローンも普及するものの、
実はこの種の従来の航空機に近いドローンがかなり発展するのではないかと思っています。
このドローンですが、2時間飛行可能という、ドローンでありながら、通常の航空機やグライダー並みに運動効率がよいのではないでしょうか。
(マルチコプターの欠点である、即墜落の危険性が多少少ないかもしれません)

エアロセンスについて、今後が非常に期待できる気がいたしました。

余談ですが、推進式のプロペラ動力を採用している軍用ドローンは結構多い気がします。
RQ-1 プレデターなんかもそうですね。

推進式動力を採用している航空機というと、有人式の戦闘機だと珍しくて、第二次世界大戦末期の日本の震電が有名ですね。
あとスウェーデンのサーブ21だとか。