ドローン初心者は何から始めるべきか?② ~ドローンを理解しよう~

この連載記事では、ドローンを始めようと思っている、又はドローンスクールに通いたいと思っている、又は最近ドローンスクールに入学した人、を対象に、不安の解消や今後のお役に立てるような「豆知識」を発信したいと思います。

前回はトイ・ドローンで毎日10分練習を続ける話を紹介しました。今回はそのトイ・ドローンをいじり倒すことで理解を深めましょう、というお話です。

分解してみる

操縦訓練を毎日やっていると、ドローンの調子が悪くなったりします。ある特定のモーターが回りが悪かったり、動かなかったり。。。そんな時は、思い切って分解してみましょう。精密ドライバ―1本あれば、分解くらいならできますし、ネジを外すくらいでしたらすぐに元に戻せます。

小型のトイ・ドローンの分解例

 

開けてみると、意外に部品が少ないことに驚くことと思います。電子基板にモーターがついていて、バッテリーと接続するための端子があるくらいで、拍子抜けしてしまうかもしれません。写真でみると大したことはないですが、自分の手を動かしてみてみると、驚きがまた違います。分解してまたもとに戻すことで、少し自信にもなります。

少し時間のあるときに、自分で戻せる範囲で結構です、分解してみることをお勧めします。尚、高い価格のドローンを無理に分解する事はありません、三千円台で購入できるものもありますので、まずは低価格のトイドローンで試してみましょう。

壊れたら直して理解する

次は、ドローンの修理についてです。
小型のトイドローンを使った室内操縦訓練を続けていると、どうしても壁にぶつけたり、墜落させたり、断線したり、といったことが多くなってきます。 よくあるケースとしては、バッテリーを本体に供給するためのケーブルが取れてしまう、というものです。

バッテリーとつなぐコードが
取れてしまった例
はんだ付けで修理完了

 

このようになってしまったら、はんだ付けができる方であれば、一度分解して自分で直してみましょう(添付写真右)。 自分ができなかったら、できそうな人に頼んでみるのもいいでしょう。もしスクールに通っているのならば、一人くらいは器用な人がいるはずです、一緒に学んでいる仲間同士学びあうつもりで、壊れたドローンを教材に修理にチャレンジしてみましょう。分解することで中身の理解につながりますし、自信にもなります。 これができると、モーターが故障したときに取り換える、ということもできるようになります。

シミュレータでも練習を続ける

最後に、シミュレータについてです。
シミュレーターで有名なのは「Real Flight」というソフトウェアです。プロポもセットですし、採用しているドローンスクールも多いので、利用できる機会があったら是非触れてみてください。

尚、このソフトを購入しなくても、シミュレーターによる練習をする機会はあります。
例えば、DJI製品であれば、実機を購入すれば「DJI Go」アプリでその実機のシミュレーションが使えるようになります。

シミュレータよりも実機による操縦練習の方が効果が高いのは確かですが、しばらく飛ばしてないなどブランクがある場合などは、実機の電源を入れればすぐにシミュレーションができますので、そうやって少しでも感覚を忘れないような工夫をするのがお勧めです。

 

いかがでしたでしょうか? 少し掘り下げすぎたかもしれませんが、本格的にドローンの操縦を身につけてみようと思っている方にとっては大事なことばかりです。働きながら学ぶ方であれば2〜3ヶ月あれば体験できるかと思います。
是非ワクワクする未来に踏み出してみてください、応援しています。

次回はドローンの基礎的な知識について触れてみたいと思います。

 

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Takayama
高山誠一/高山ドローンリサーチ株式会社 代表。無人移動体に関する人材育成・コンサルティング・研究開発・安全管理を行う。 2013年 SIer(システムインテグレータ)に入社、SEとして複数の企業システムの安定稼働を支える。 2008年 航空測量会社に入社、主に自治体向けのシステム構築の傍、AWSをいち早く取り入れ可用性向上の基礎を作る。UAV測量の技師として測量業務にも従事、UAV測量講習の講師としても関東を中心に全国で講義を行った。 ドローンが空だけでなく陸海空で活躍する社会インフラとなり産業として発展することを願い、「TDR (Takayama Drone Research)」というFacebookページを個人の活動として2018年10月より開始、会社設立後の現在も毎日更新中。  JUIDA認定講師、DJIスペシャリスト、技術士(情報工学部門)、MOT(技術経営学)、測量士、第三級陸上特殊無線技師、第四級アマチュア無線技師。