ドローンファンだけでなく、世界中の新し物好きをわくわくさせているAmazon のドローン配送サービス「Amazon Prime Air」構想。
これで、いずれピザだろうが、××だろうが(xxは各読者の想像におまかせするにして)、気軽に宅配できる未来を想像した読者も多いのではないでしょうか? しかし、ここにきてその夢のプランを停滞させうる可能性がある規制案が、米連邦航空局(FAA)から発表されました。
この記事を見る限り、ドローンの商用利用については、やや前向きな姿勢になっているようで、一概に後退とは言えない内容。
翻って、日本の場合は、どうでしょうか?
無人ドローン運用に必要な許認可とケアすべき法律問題(弁護士法人みずほ中央法律事務所 司法書士法人みずほ中央事務所)
の見解によると、
- 航空法の規制
- 道交法の規制
- 私権(民有地上空)通行の承諾
- 付随的な『プライバシー』問題
- 武器輸出規制
- 事故発生時の法的責任(民事・刑事)
などがあるそうです。
ロンドンでは1827年ごろには、定期バスが走っていました。おそらく、ちょうど馬車と車が道路を共有していたのでしょう。
“灯火方式による世界初の信号機は、1868年、ロンドン市内に設置された信号機である。これは光源にガスを使い、緑色と赤色を手動で表示するものであった。この信号は馬車の交通整理のために置かれたが、起動から3週間後に爆発事故を起こし、撤去されている。”(Wikipediaより引用)
「規制」としてスタートした世界初の「信号機」は、機能をせずに撤去されてしまいました。しかし、今の時代、車を運転するにおいて、信号やスピード制限などがあることで、交通事故を未然に防ぐことができています。これから、ドローンの世界も、「利便性」と「安全性」のバランスを取りながら、適切な『信号機』が生まれてくるで時代が来て、ドローンファンも、そうではない方にも住みやすい社会環境になることを期待したいと思います。