先日公開した「JUIDA 一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会 第2回定例セミナーレポート」の続きをお伝えします。
–
アジア地域のドローンの現状
EHANG(中国) http://ghost-drone.com/
GHOST。中国で二百数十社あると言われるドローンメーカーの1つ。 スマホとウェアラブル発信機により自動追随。傾きで機体を制御する。2015年より本格製造。
–
RMIT university(オーストラリア) http://www.rmit.edu.au/news/all-news/media-releases/2015/february/talking-drone-offers-aviation-safety-boost/
UFAinc社の航空管制用言語認識エンジンATVoiceを搭載。 管制官からの口頭指示に従い、運行。
–
Infinium robotics(シンガポール) http://www.infiniumrobotics.com/indoor-technologies
2015年末にシンガポールのレストランチェーン店に導入。 限られたスペース内で衝突のない複数のドローン展開を有効にするために誤差1cm以下の精度を実現。
–
Shiebel(オーストリア) https://www.schiebel.net/Products/Unmanned-Air-Systems/CAMCOPTER-S-100/Introduction.aspx
200kg積んで、6時間飛行可能で、 多くの軍でも採用されています。
–
Matternet http://matternet.us/
AmazonPrimeAirのヒントにもなったというドローン配送の先駆者。 ハイチ、ブータン、パプアニューギニアなど道路事情の悪い国で事業展開予定。
–
UAS Directions http://www.uasdirections.com/
DROPLETは搭載機器を保護することで、ノイズ低減、保険料を安くすることができます。 またライセンシングすることで、この特許を他のドローンメーカーに提供する予定。
–
韓国KARI(韓国航空宇宙研究院) https://m.youtube.com/watch?v=0LEUePVx_YY&autoplay=1
2002-2012年で開発。2013年から量産開始との話も。(詳細調査中)
–
QUAD H2O(タイ) http://www.quadh2o.com/
水面での離発着が可能。防水加工をしているため水中と上空の両面の映像が 取れるのが最大の特徴。社名のH20に込めた思いは伊達じゃない?
先進国といわれる国だけでなくても、世界中で開発されているドローン。 これからも、次々と生み出されるドローンが変える明るい世界に期待したいですね。
–