東京大学に行ってきました。
ドローンと東京大学になんの関係が?
実は、一般社団法人 日本UAS産業振興協議会というドローンの業界団体があるのですが、東京大学で行われたその定例セミナーに参加してきたのです。ちなみに、理事長は、東京大学大学院工学部 鈴木信二教授。
ドローンは、いま、本当にアツい!
理由は3つです。
1:プレーヤーが若いこと。
ドローンの3大メーカーは、DJI(中国、2006)、3D Robotics(米国、2009)、Parott(1994、仏)と言われますが、どれもおおよそ設立5~20年前後の若い会社です。
今、ネット業界のギャング4と言われるGoogle(米国1998)、Apple(米国1976)、Amazon(米国 1994)、そしてFacebook(米国2004)の設立から急成長の過程と比べてみると、今のドローン業界は、例えるなら、「2005年のネット業界」に近いと感じます。
なぜなら、2005年の「 Googleの台頭(新興企業の台頭)」「コンパックの凋落(旧大企業の凋落)」「アップルの復活(大企業の新業界、新商品参入)」に対して、「DJIの台頭(新興企業の台頭)」「一部家電メーカーの凋落(旧大企業の凋落)」「アマゾン、グーグル、フェイスブック参入(大企業の新業界、新商品参入)」というように、非常に共通項があるためです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051222/226713/
2:世界がルール作りに動き出したこと。
国連の下部組織であるICAO(国際民間航空機関)がガイダンスを発表する予定があり、欧米においても航空法の改正、無人飛行機に関する法整備に向けて具体的な検討に入りました。
以前の記事(ドローンデリバリーはいつ飛び立つか?)に書きましたが、厳しいルールをくぐり抜けることで、安全性と利便性が担保され、いま、まさに、鉄道、車、飛行機が発展する時の入り口の前にいると言えると思います。
3:多様なドローンが生まれてきたこと。
こちらも以前の記事(ドローン「カンブリア紀」の到来!?)に書きましたが、本当に”生態系”と言っていいほど、多様な”ドローン”が生まれてきました。多様な”カタチ”は、多様な”用途”を実現するためで、それだけ多様な”人材”が、集まってきている証拠です。
だから、いま、ドローンは本当にアツい!のです。
次回から、セミナーの内容を詳しくレポートしていきたいと思います。