「RoboMaster 2018」日本チームが予選で準優勝 本選に進出

DJIが中国の深圳で開催している学生ロボコン「RoboMaster 2018」にて、日本チームが予選で準優勝を獲得し、本線への出場権を獲得しました。今回予選を勝ち上がったのは、福岡を拠点に活動している「FUKUOKA NIWAKA」チームで、今回の「RoboMaster 2018」に日本から唯一参加していました。

http://projectrm.niwakasoft.jp/RoboMaster2018-live/

「RoboMaster」とは

「RoboMaster」はDJIが主催する、若手エンジニアを対象としたロボット競技大会。世界中から約200校の大学が参加し、参加者数は7,000人以上となっています。5月に中国内3つの地区予選(南部/佛山、中部/南京、北部/北京)と7月本戦前に国際予選を行い、それらを勝ち抜いてきた32組のチームが本戦会場で争うルールとなっています。

学生たちは、画像認識、自動運転、ディープラーニング、ネットワーク通信、ドローン、ARなどの要素技術を使って、ロボットを開発・設計・製作し、技術力を競い合います。優勝したチームには、賞金として500,000人民元(約850万円)が授与されます。

・RoboMaster公式サイト(英語)https://www.RoboMaster.com/en-US
・Facebook(日本語)https://www.facebook.com/RoboMasterDJIJP/
・twitter(日本語)https://twitter.com/RoboMasterJP
・RoboMaster公式Twitchチャンネル https://www.twitch.tv/robomasterjapan

RoboMaster2018本戦

期間:7月25日(土)~29日(日)
会場:中国/深圳 深圳湾体育中心(Shenzhen Bay Sports Center)

・本戦リーグ 7月25-26日 チーム数 8グループ/各4チームの総当たり
・決勝トーナメント 7月27-28日
・準決勝、3位決定戦、決勝戦 7月29日

国際予選大会 7月21-22日

本戦前に海外チームのみの国際予選を実施。2018年は日本、米国、カナダ、シンガポール、香港、マカオの6ヵ国12チームが参加。リーグ戦を勝ち抜いた8チームで決勝トーナメントを行い、上位4チームが7月25日から開催されるRoboMaster2018本戦へ進出しました。

競技ルール

競技は、赤と青に色分けされた基地エリアから、一斉にロボットが出撃。搭載したカメラから転送される画像を見ながらロボットを操縦。直径17mmまたは42mmのプラスチック弾を撃ち合い、相手の体力(HP)を減らしていきます。

基地ロボットが戦闘不能になると、試合は終了。各ラウンドの試合時間は7分。時間終了時点で両チームの基地ロボットに体力(HP)が残っている場合、基地ロボットの体力(HP)の多いほうが勝利となります。

製作するロボットは6種類あり、制御も全自動・半自動など、役割に応じた設計と戦略で作り上げていきます。