一般社団法人「日本屋根ドローン協会」2018年3月1日発足

一般社団法人「日本屋根ドローン協会」を2018年3月1日に発足しました。同協会によると、現代の屋根業界が抱える課題をドローン技術で解決し、日本の屋根産業の発展と向上を目指すとのことです。

設立の背景と概要

国土交通省の「建設工事施工統計調査」によれば、屋根工事業界の年間売上は2009年に5123億円でしたが、年々減少を続けており、2020年には市場規模が2000億円を下回ると予想されています。

しかしながら、一般的な戸建て住宅に発生する問題の第3位は「屋根のトラブル」であり、依然として『屋根点検』自体へのニーズは高く、業界として生産性向上やビジネスモデルの転換を迫られています。

また業界にまつわる課題として、屋根点検時の高所作業の危険性や、業界全体での労働力不足、職人不足や後継者難の課題も指摘されています。

一般社団法人「日本屋根ドローン協会」は、屋根点検事業及びドローン技術に関わる有識者が集結し、屋根事業に使われるドローンの正しい使い方の普及を図るプラットフォームとなり、日本の屋根産業の健全な発展と向上を目指すとのことです。

https://www.j-rda.org