一般社団法人日本ドローンレース協会が、2018年冬季五輪の主要会場であるアルペンシアリゾートで開催した世界初となる”INTERNATIONAL DRONE SPORTS COMPETITION 2016”に日本代表団体として出席し、世界の主要ドローンレース協会と共同で国際ドローン委員会(International Drone Commission 略称:IDC)を設立しました。
国際ドローン委員会(IDC)には、韓国(KDRA、中央日報)、アジアドローンレース連盟(ADRO)、日本(JDRA)、中国 (D1)、欧州ドローンレース協会(ERSA)、アメリカ(MULTIGP、IDRA、DR1、TBS)、スイ ス(Immersion RC)、オーストリア(DCL)、メキシコ(FPV Mexico)、イスラエル(FRIL、 AMIMON)、タイ(DAT)が参加、オブザーバーとして国際航空連盟であるFAI(The World Air Sports Federation)が同席し、スカイスポーツとしてドローンレースを加えることについて協議を進めることで合意しました。
”INTERNATIONAL DRONE SPORTS COMPETITION 2016”で開催された「国際ドローンスポーツサミット」では、江原道政府、中央日報、世界の主要ドローンレース協会(アジア、ヨーロッパ、アジア)でドローンレースのスポーツ化について協議し、また、冬季五輪でのエキシビションドローンレースの実現に向け、連携をしていく覚書を締結しました。この覚書によりJDRAは国際ドローン委員会(International Drone Commission)のボードメンバーとなり、国際ルールの整備を進め、かつスポーツ産業として成長させていくために各国団体と、今後も定期的に協議を進めていくこととなります。
今回、JDRAは世界に向けて日本の事例を紹介し、ドローンレースの国際競技化に向けた提言を行いました。2020年東京五輪でのドローンエキシビションを見据え、今後も世界のパートナーと連携し日本、アジア、そして世界のドローンスポーツ産業を牽引していくとのことです。