銃声も、爆発音も聞こえない 戦争映画『ドローン・オブ・ウォー』

先日、映画『ドローン・オブ・ウォー』の試写会を見る機会があり、見てきました。

米軍の軍用ドローンのパイロットを描いた物語です。
今まで、戦争映画は数多くありましたが、軍用ドローンのパイロットを描いた物語というのは初めてではないでしょうか。

舞台はラスベガス近くの米空軍基地。そこにはドローンのコクピットが並んでいます。
主人公はもともとF16のパイロットなのですが、ドローンのパイロットに配属され、任務と実際の業務(ドローンパイロット)に悩みつつもミッションをこなしていくわけですが…
詳しいストーリーは映画館で是非見てくださいね。

戦争映画なのに、戦闘機の爆音や、機関銃やミサイルの爆発音も一切聞こえません。
ただ、遠くアフガニスタンやイエメンに飛んでいるドローンのモニターに極めてリアルな戦闘風景が写っているだけです。

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音はドローンパイロットが仕事を操縦室の中の音のみです。

テクノロジーの進化の中、人間が人間らしくどう生きるべきかを考えさせられる映画でした。
あと、意に沿わない仕事をやらねばならない主人公の葛藤が、組織の力学の中で生きねばならない会社員の生活とかぶるものがありました。

あと、主人公の後輩女性役を演じたゾーイ・クラヴィッツがコケティッシュで可愛いですね。
(個人的感想ですが)

実際に軍用ドローンパイロットのPTSDは社会問題化しているようです。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2015/06/post-3710.php

映画の公開情報は下記から。
いわゆるホビー用のドローン(マルチコプター)とは違います。
しかし、ドローンとは何か、というのを知りたい人は是非見てくださいね。

『ドローン・オブ・ウォー』
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10月1日(木)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
公式サイト: www.drone-of-war.com
配給:ブロードメディア・スタジオ
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監督/脚本:アンドリュー・ニコル 『ガタカ』『TIME/タイム』
製作:ニコラス・シャルティエ 『ハート・ロッカー』
出演:イーサン・ホーク 『6才のボクが、大人になるまで』
ブルース・グリーンウッド ゾーイ・クラヴィッツ他
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