ドローンで撮影した映像作品を対象にしたコンテスト「Drone Movie Contest 2019」が、デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーで開催されます。
デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーは、2015年11月に開校した、実生活の中にロボットの活用機会をデザイン・実装できる人材の養成を行うスクール。
今回で4回目となる「Drone Movie Contest 2019」は、「Japan Drone 2019」の企画のひとつとして開催されます。各方面からドローンの映像作品を募り、映像の新しい可能性を示していくことを目指しています。
応募締切は2019年2月17日まで。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください!
公式ウェブサイト: http://www.dhw.co.jp/robotics/contest/
「Drone Movie Contest 2019」のポイント
・安全運行体制を重視
このコンテストでは、航空法や電波法、道路交通法、各種ガイドラインなど、国内の法制度を守ったうえで、安全に飛行させた状態での撮影が求められます。
海外で撮影された映像の場合は、現地の法制度に基づいて撮影が行われている必要があります。
危険な撮影が行われた場合は、審査の対象外となります。
・ジャンルは不問
応募者の自由な発想を促すため、映像のジャンルは設定されていないとのこと。(映像の時間など条件あり:後述)
・審査員はドローン業界の第一線で活躍する企業が中心
豊富なフライト経験のある企業、メディア関係者など、ドローン業界をリードする企業や人物が審査員になっています。
投稿された映像作品を審査委員会が審査し、ファイナリスト・入賞者の選考を行います。
昨年の「Drone Movie Contest 2018」では、全国から97作品、62名からの応募と、バラエティに飛んだ映像作品が集まりました。
こちらは2018グランプリを受賞した、伊藤広大氏の「NORTHERNMOST – travel around hokkaido, Japan」です。
たくさんの素敵な映像作品が集まるのもこのコンテストの魅力ですが、デジタルハリウッドではドローンを活用した映像作品を世の中に広めていくことで、ドローンの素晴らしさや将来性を伝えていきたいとの想いがあるそうです。
ドローン空撮が日々広まっていく中、ドローンでの表現・創造の幅を広げつつ、安全な運行体制・ポジティブな事例を増やしていきたい。
そんな、ドローン全体の未来に寄与する熱い想いが詰まっているのが「Drone Movie Contest 2019」の大きな特徴といえます。
応募要項
審査対象:
・ドローンで空撮した3分以内の動画作品。
・作品時間の50%以上をドローンで撮影している。
審査基準:
・JUIDAの安全ガイドラインを満たした撮影を行っている。
・映像作品としての芸術性や、技術的な先進性などを審査ポイントとする。作品のジャンルは問わない。
※差別的な表現や、危険な撮影手法などがある作品は審査の対象外とする。
審査プロセス:
・作品投稿(2019年1月~2月17日)
YouTube等の動画投稿サービスに作品を投稿(パスワード設定または限定公開設定)。
ウェブサイトの応募フォームにURLとともに連絡先などを記載して添付。
・予備審査(2018年2月下旬)
審査基準を満たしているか事務局で予備審査。
・作品審査会(2018年2月下旬)
審査委員がファイナリスト作品を選定。
・ファイナリスト発表(2018年3月上旬)
上位作品(7作品前後)をファイナリスト作品としてウェブサイトで発表。
・授賞式(2019年3月13日)
Japan Drone 2019の特設ステージで入賞者を発表。
審査員(敬称略):
・詩歩(しほ) 「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー
・佐々木 光洋 株式会社NAVA/空撮アーティスト/ディレクター/ビジュアルコミュニケーションプロデューサー
・平世 将夫 株式会社ティ・エ・エス
・ロボティクスアカデミーカリキュラム監修 株式会社Dron é motion
公式ウェブサイト: http://www.dhw.co.jp/robotics/contest/
昨年グランプリの伊藤広大氏が制作したCOOLなオープニングムービーも公開中です!
応募は2/17まで。空撮やドローンを使った映像撮影をしている方は、ぜひ応募してみてくださいね。