2018年2月23日(金)DRONE MEDIA主催で「Drone Meetup Tokyo Vol.15 業界のトップランナーが語る2018年のドローンビジネスの展望」が開催されました。
業界キーパーソンによる座談会、ライトニングトーク、ドローンの展示、交流会(飲み物・軽食あり)など、大いに盛り上がったイベント当日の様子をお伝えします!
業界キーパーソンと振り返る2018年のドローンビジネス
2017年はDJIからSparkが出るなど小型ドローンが注目される一年となりました。産業用ドローンの発展が期待される、2018年のドローン業界についてトップランナーが語りました。
パネルトーク登壇者
- 勝俣喜一朗 ドローン・ジャパン株式会社 代表取締役社長
- 峠下 周平 株式会社FLIGHTS 代表取締役
- 名倉真悟 一般社団法人 ドローン大学校 代表理事
- 関口大介 DRONE MEDIA ドローンコンサルタント(※写真左から順)
ドローン企業の増加と人材の質の変化
2015,2016年にドローン企業が一気に増え、実証実験が頻繁におこなわれました。2018年は、データを溜める時期が終わりを迎え、単純なドローンが生き残れない1年になります。
ドローンを学びに来る人の属性も、漠然とドローン空撮に憧れていた人たちから、土木測量、点検などなど、最初からハッキリとした目的を持った人が増えたそうです。
ドローンのプログラミング人材
ドローンエンジニアは希少人材となっています。
ドローンのプログラミングは「アプリ開発」と「機体制御」の2つ。アプリ開発はPython,機体制御系はC+でプログラミングすることができます。
オープンソースのコミュニティも増加傾向にあるので、ドローンのプログラミング人材の活躍が期待されます。
ズバリ、ドローン業界の展望は!
空撮、測量、点検などの分野で、これまで実現可能か曖昧だったところが、できるようになり、AIやクラウドで自動処理できるようになる可能性もあります。
結果、ドローンの存在がより世の中に知られていくようになり、引き続き、安全性、信頼性なども高い水準で要求されます。
また現在、業務用ドローンはDJI一括となってきていますが、工場で使用する際は電波帯等の問題があり、DJI製品が使えません。カスタマイズ使用する国産ドローン企業には、チャンスがあるかもしれません。
ライトニングトーク
ドローン関連のビジネス関わる方たちが、飛び入りで登壇できるライトニングトークも!
交流会
お酒・軽食を食べながらの交流会がスタート!
会場内には、各種ドローンが展示されています。
みなさん楽しそうにお話されている姿が印象的でした。
豪華賞品をかけた、じゃんけん大会もおこなわれました!
景品が当たった方たち、おめでとうございます!!!
さいごに
いかがでしたでしょうか。 今回のイベントでは、趣味でドローン空撮をされている方はもちろん、事業としてドローンを使おうと試みている方たちまで、幅広く参加されていました。
ドローンに興味がある、ドローンについて語れる仲間がほしい、どんな理由でも大歓迎です。次回はぜひ参加してみてください!
写真:コバヤシアキラ