ドローンゾーンが新設された次世代農業EXPOが10月12日(水)に開幕

『第3回 国際次世代農業EXPO』が、2016年10月12日(水)〜14日(金)に幕張メッセで開催されます。IT農業、ソーラーシェアリング、6次産業化、植物工場など、農業を強くするための次世代の技術や製品が一堂に集まる本展示会は、初出展270社を含む合計730社が出展する日本最大の農業総合展。農業ワールド2016というくくりの中で、次世代農業EXPO、農業資材EXPO、6次産業化EXPO、道工具・作業用品EXPO、フラワーEXPO、ガーデンEXPOと、関連6展が同時開催されています。

次世代農業EXPOでは、これまでもドローンの製品やソリューションのブースが展示されてきましたが、今回から特設コーナーとしてドローン専門の「ドローンゾーン」が新設されたことでも話題になっています。ドローン×農業に関する情報収集はもちろんのこと、農業産業のいまを俯瞰的に捉えるという意味でも、多くの情報が一度に収集できる魅力的なイベントとなっています。

開催概要

会場:幕張メッセ
期間:2016年10月12日(水)〜14日(金)
時間:10時〜18時 (最終日のみ17時終了)
費用:無料
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
概要:次世代の農業向け設備が集まる、日本最大の商談展。最新の植物工場、太陽光発電設備・システムなどが730社出展。

↓無料招待券DLフォーム
https://contact.reedexpo.co.jp/expo/FGEX/?lg=jp&tp=inv&ec=AN

ドローンゾーンの見どころピックアップ

次世代農業EXPO内に設けられた「ドローンゾーン」は、ドローン×農業をテーマに国内外のドローン関連企業が一堂に会する国内最大級のイベントとなっています。農業ワールド2016全体では、幕張メッセ1ホール~6ホールを使った非常に大規模なイベントのため、1日ですべてのブースをくまなく回るのは実質不可能。そこで、DRONE MEDIA が独自の視点で、「ドローンゾーンの見どころ」をピックアップしてみました。

DJI JAPAN:AGRAS MG-1
DJI初の農業用ドローン AGRAS MG-1(アグラス エムジーワン)は、一人でも持ち運べるコンパクトなサイズながら最大10Lの農薬散布が可能。飛行も簡単操作。今まで多くの時間と費用がかかった農薬散布の作業を効率的に進めます。

Terra Drone:農薬散布ヘリ
40分の飛行時間と14リットルの散布容量を持つ、使い勝手のいい農薬散布用ヘリコプターです。4か所ついたスプリンクラーが、くまなく薬剤を散布。1度の飛行で1.5haの面積に農薬散布ができ、散布噴射量は手元の送信機から調節できます。これだけの性能を備えていますが、機体重量は15Kgと軽量。ボディ上部の開口部は水が入り込まない構造で、リンケージ部には防水ブーツを装備。汚れや薬剤などを水洗いすることもできます。

エンルート:農業用マルチローター Zion AC940-D
【農林水産航空協会認定】農薬散布用ドローン 最大の特徴は小型、軽量であることによる安全性と作業効率を高いレベルで両立させたこと。高度の違った複雑な地形や障害物のある現場において、納得のいく飛行を約束。【農林水産航空協会性能確認番号:第MR-01号】

TEAD:DAX04
国内初 10Lタンク搭載の農林水産航空協会認定機体 国内で初めて、農林水産航空協会より性能認定を受けた機体です。10Lタンク搭載で1度の飛行で1ヘクタールの圃場に農薬散布が可能。農場従事者の負担を減らし、生産コストの低コスト化を実現。

日本サーキット:カスタマイズ可能なフレキシブルドローン
様々な用途のドローンを製造・開発しているからこそ実現した、フレキシブルドローン。作業環境に合わせてノズルやアームのカスタマイズが可能です。高性能フライトコントローラーを搭載しておりGPSによる自動制御機能も稼働できます。本体には撥水加工が施してあるので、突然の雨にも安心です。パイロットの養成訓練も行っており、導入後も万全のメンテナンスサポートが受けられます。 

ナイルワークス:自動飛行型農薬散布ドローン
熟練オペレータ不要 誰でも手軽に空中散布 圃場の形状を自動認識して完全自動飛行で農薬の空中散布を行うマルチコプターです。熟練オペレータがいなくても、タブレットの簡単操作で手軽に空中散布が行えます。1回の飛行で、10ℓ1haの農薬を散布できます。

上記でピックアップしたブース以外にも、さまざまな魅力的なブースが展示されている本イベント。農薬散布や上空からの農地の撮影など、近年農業分野でもさまざまなドローンの活用方法が注目されてきております。日本最大の農業総合展である次世代農業EXPOを視察することで、農業×ドローンの最新情報や事例に幅広く触れられそうです。ご都合の合う方は幕張メッセまで足を運ばれてはいかがでしょうか。