日本や世界において、さまざまな鉱物資源を掘るために、さまざまな鉱山が開発されてきました。それらの鉱山の中には放棄されて、廃鉱となり、ダイナミックな鉱山施設がそのまま世間の人々の記憶からも忘れ去れ、今では道もなくなり、到達するのすら困難な廃鉱も珍しくありません。
そんな鉱山を後世の記憶に残すべく、ドローンで鉱山跡地を測量するというプロジェクトが秋田県で行われました。
また、先日世界遺産の勧告を受けて、非常に人気の高い軍艦島も廃鉱の一種ですね。ここは鉱山施設が余り撤去されないまま、ほぼそのまま放棄された珍しい例かもしれません。
軍艦島は人が立ち入るのには危険な箇所がたくさんありあり、まさにドローンで撮影するのに適している場所ではないでしょうか。
↓これは西日本新聞社撮影による非常に美しい動画です。
↓あと、有名なダンスミュージックのミュージシャンであるDAISHI DANCE氏のプロモーションビデオ。
他にもベルギーの鉱山を撮影した動画も。これはこれは立抗やシックナー(水を分離する鉱山にはつきものの施設)など、鉱山が非常によい感じで撮影されています。
Abandoned Mining Factory Aerial Drone
これは金鉱跡のゴーストタウンをファントムで撮影したものでしょうか。
The sun sets over valley of riches: Incredible footage of California ghost town taken from a drone shows life after the gold rush
空から鉱山跡を空撮している動画が多いですが、操縦技術とFPVの電波到達距離が許せば、ここのように坑道内部を探検するのにドローンを使ってもいいかもしれません。ただし、、、坑道内部はガスが充満していたりして非常に危険です。はたして電気機器のドローンを持ち込んで発火とか爆発とかのきっかけになってしまう、という危険性も考えられるのは事実なので安易にはやらないほうがよい気もしますね。(そのような鉱山ガスのせいにより、人間の侵入が非常に困難、というのも坑道跡の特徴ですが)
なお、廃鉱関連で著者がよく見ているページだと以下のようなものがあります。
北海道や群馬には忘れ去られて、到達すら困難な鉱山が非常に沢山あるようです。
たとえば、群馬県のこことか。国道からなんとなく姿は見えるのに、既にそこに行く道は失われているという。ドローンなら調査・撮影がしやすいのでないでしょうか。
*尚、鉱山探検は非常に危険なことが多く、命を落とす可能性もあります。決して安易な気持ちで行わないようにしましょう。また、鉱山に限らず廃墟は私有地になっている事もあり、場合によっては不法侵入に問われたり、他にもいろいろな危険が伴います。