先日「DJI Phantom 3」が発表されたばかりですが、本日、3D Robotics から新型ドローン「SOLO」が発表されました。
まず目に飛び込んでくるのは、その真っ黒な機体デザイン。非常に男気のあるソリッドなデザインで、いかにもSF映画に出てきそうな未来感のあるフォルムになっております。
ビデオゲームをプレイするような直感的な操作で機体のコントロール可能で、ワンタッチでテイクオフや空中の一時停止、カメラの確度調整、録画や写真撮影ができます。手元のコントローラーに機体のパラメーターが表示されるのが良いですね。
また、被写体をぐるりとまわって撮影する「ORBIT」、被写体を画面の中心に飛行しながら撮影する「SELFIE」、ハンズフリーで撮影できる「FOLLOW」など、撮影モードも多彩。もちろん、自動飛行機能も搭載されています。
GoPro 社の直接協力により、HERO3+® or HERO4® を完全制御できる初めてのドローンとのことで、コントローラーの各種操作部により、細かい制御が可能です。また、新しい3軸ジンバルの制御によって、なめらかなHDビデオ映像を手元のモバイルデバイスにて確認することが出来ます。
SOLOの機能を最大限活用できるiOSとAndroid向けアプリも用意されており、フライトシミュレーター機能で飛行訓練を行うこともできます。
その他、基本的なスペックは以下の通り。
- 荷物なしで25分間の飛行が可能。GoProとソロジンバルを付けると20分の飛行が可能。
- LEDインジケーター付きのスマートバッテリー。
- コントローラーのバッテリー持続時間は最大4時間。別売バッテリーで8時間まで拡張可能。
- Pixhawk 2 フライトコントローラー。
- 機体の向きがわかるLEDライト。
- ブラシレスモーター(880KV)。
- 本体重量1500g。GoProと3軸ジンバル付きで1800g。
- デュアル1GHzのLinuxプロセッサ
- GoPro からiOS とAndroid にライブHDストリーミング
- Wi-Fi範囲約800m。
- アップデートによる機能拡張。
非常に魅力的な機能が満載の「SOLO」。先日発表された「DJI Phantom 3」と迷う方も多いのではないでしょうか。
「SOLO」はアメリカでは5月の発売を予定しており、その他の地域は7月以降に発売する予定のようで、いくつかのサイトでプレオーダーが可能となっており、価格は$999.95(ジンバルは別売りで$399)となっています。