DRONE MEDIA 週間ニュースランキング(2016年3月14~3月20日)

DRONE MEDIA Facebook ページ でお伝えした、2016年3月14日〜3月20日のドローン関連ニュースをまとめました。

読者の方からの反響の多かったニュースの順にランキング付けしております。なお、特に人気があったニュースは「リコー、挙動制御と超広角カメラで非GPS環境下のドローンの屋内飛行に成功」でした。

 

1位:リコー、挙動制御と超広角カメラで非GPS環境下のドローンの屋内飛行に成功

株式会社リコー、東京大学の研究グループ、ブルーイノベーション株式会社が共同開発したドローンが、非GPS環境下での室内飛行試験に成功したようです。

今回の試験に使われたのは、IMUセンサー(慣性計測装置)と超広角ステレオカメラを搭載したドローン。この技術を使うことで、倉庫などの施設内でドローンを活用することが可能となるとのこと。

なお、3月24日~26日に開催されるジャパンドローン2016にて、本システムによるデモ飛行が予定されているようです。

http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/44509/

 

2位:オートデスクと3D Robotics、ドローンによる測量・3Dデータ作成で協力

3D Robotics SOLO を使用して空撮したデータから3Dデータを自動で作成する「Site Scan」が、米国で発売開始されております。

主に土木測量向けに開発されたこの「Site Scan」。ドローンを使った3Dデータ作成を自動で行うため、専門知識やスキルがなくても効率的に高精度な測量作業が行えるとのこと。また、作成された3Dデータは、オートデスクのBIM/CIMアプリケーションなどで利用でき、地図作製、造成計画、実施設計、工事進捗管理などの工程でも活用できるそうです。

3D Robotics によると、日本など米国以外の国でも同システムの販売を検討しているとのこと。日本では国土交通省がドローンなどを使用した測量、検査、維持管理の取り組みを「i-Construction」として推進しているため、発売されればドローンによる測量が急速に普及するかもしれませんね。

http://japan.cnet.com/news/service/35079489/

 

3位:ドローン関連会社がインターンを募集中

ドローンのビジネスに触れることができる学生向けのインターンが登場し始めているようです。
新しい産業で自分の可能性を広げてみたい学生の皆さんには良いチャンスかもしれません。

◆テラドローン株式会社
http://www.terra-drone.co.jp/recruit/

◆フューチャーアーキテクト株式会社
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=977489392339091

 

4位:リアルがゲームを越えた? ネオンのコースをドローンが高速で飛び回る世界グランプリ開催

3月11日~12日にドバイで行われた、世界規模では初となるドローンレース「World Drone Prix」。なんと優勝したのは若干15歳のイギリス人パイロット、ルーク・バニスターさん。

賞金総額100万ドルのうち、ルーク・バニスターさんが手にした優勝賞金は25万ドル(約2,800万円)。10代でこのような大金を手に入れられるとは、何とも夢のある話ですね。

なお、レース中の映像やソーシャルメディアでのレポートを見る限り、現地は大盛り上がりだったようです。今回だけの取り組みに終わらず、第2回第3回と継続した取り組みに発展していってほしいですね。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20160314_748112.html

 

5位:ユニセフ ドローンでHIV検査の短縮化狙う マラウイで血液サンプル輸送の試験飛行 【プレスリリース】

ユニセフ(国連児童基金)が、乳幼児のHIV検査の日数短縮のため、ドローンによる利用実験をマラウイ政府と協働で開始したと発表しました。

現在、HIV検査の血液サンプルはバイクや地元当局の救急車を使用して運ばれていますが、さまざまな要因から輸送に大きな遅れが生じ、小児用抗レトロウイルス療法の効果を高める上で大きな障害となっているそうです。

現状では血液サンプルの輸送に平均で11日、結果の返送までに最長8週間もの日数がかかっており、ドローンを活用することで検査の待ち時間の削減につながると期待されているとのことです。

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000650.000005176.html

 

6位:10月6日はドローンの日 那賀町議会が条例制定

10月6日はドローンの日、と徳島県那賀町の条例で決まったようです。今回の条例は、「ドローンを利用した住民生活の向上と(利活用における)先進的地位の確立を目指す」ことを目的としており、国や県などと連携して普及促進を図る予定とのこと。

那賀町はドローンの活用を進める「県版地方創生特区」に認定されており、これまでもドローンを使ったイベントや実証実験などを行ってきました。今後もドローンを活用した地域活性化に力を入れていく方針とのことです。

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/03/2016_14583643076972.html

 

7位:新たな広告媒体となるか。ドローン+バルーンで広がる可能性

 スイスのAEROTAINが開発したバルーン型ドローンが、広告媒体の新たな可能性を拡げるかもしれません。

このバルーン型ドローンの直径はおよそ3mで、内部にヘリウムガスを満たすことによって長時間航行を実現。さらに周囲に複数のプロペラが搭載されているため、遠隔操作による移動も可能になっています。

このドローンの表面に任意のグラフィックを印刷すれば、あっという間に「空飛ぶ広告」の出来上がり。バルーン型広告とドローンのいいとこどりとも言えるこの広告媒体を、近い将来に日本のイベントで見かける日が来るかもしれませんね。

http://www.gizmodo.jp/2016/03/skye.html

 

8位:ビックカメラでドローン体感イベント、3月21日にラゾーナ川崎店で開催

ビックカメラがDJI Phantom3 の体感イベントを3月21日にラゾーナ川崎にて開催するようです。「DJIインストラクター」の技能資格を持つビックカメラの専門販売員が説明員を担当。ドローンを飛ばすための手順や空撮のポイントなどを解説してくれるそうです。

イベント来場者には、DJI製品を特別価格で購入できる特別クーポンがもらえるとのこと。ラゾーナ川崎のビックカメラ3階の特設会場で、12時00分~12時30分、14時00分~14時30分、17時00分~17時30分の3回に分けて実施するようです。

http://ure.pia.co.jp/articles/-/53892

 

9位:クリス・アンダーソンが4/7の新経済サミット2016で講演予定

世界的なベストセラー「ロングテール」や「FREE」の著者で、アメリカのドローンメーカー3D RoboticsのCEOでもあるクリス・アンダーソンが4/7の新経済サミット2016でセッションを行うようです。

時代を先読みしドローン産業の可能性にかけて大成功したアンダーソンの話を直接聞けるまたとない機会。3/17までチケットが半額ということなので興味ある方はいかがでしょうか。

http://nest.jane.or.jp/program/#day1

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2724648.html

 

10位:インプレス総合研究所が『ドローンビジネス調査報告書2016』の発売を開始

インプレス総合研究所が『ドローンビジネス調査報告書2016』の発売を開始。ドローンビジネスの現在と未来がわかる内容とのことで、ドローンのビジネス活用を検討されている方いかがでしょうか?

サンプルはこちら
https://r.impressrd.jp/iil/files/sample_pdf/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B82016%20%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E7%89%88_0.pdf

 

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