以前、DRONE MEDIAでもご紹介した経済産業省の「空飛ぶクルマ」プロジェクトメンバーの公募。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ(運営:株式会社ビズリーチ)」で行われたこの公募ですが、2019年4月3日までの募集期間に1,388名の応募が集まりました。
今後は選考を進め、2019年5月以降に「空飛ぶクルマ」プロジェクトの2職種(コミュニティマネージャーとパブリックリレーションズディレクターの各1名)への就業を予定しているとのことです。いよいよ、「空飛ぶクルマ」プロジェクトが本格的に始動します!
関連記事:経済産業省が「空飛ぶクルマ」プロジェクトの「週一官僚」を副業・兼業限定で公募!
気になる「応募者の内訳」は……?
もしかしたら、DRONE MEDIAの読者の方の中にも、応募された方がいらっしゃるかもしれません。一体どんな人がこの公募に手を挙げたのか、気になりますよね。
株式会社ビズリーチが公開した応募者の内訳をみると、計1,338名の応募者のうち、大半が首都圏在住。
20代~70代までと幅広い年齢層のなかで、とくに30代・40代の応募が多かったそうです(30代:約36%、40代:約30%)。
自動車を中心としたメーカー・広告・IT・コンサルなどといった職種の方が多く、経済産業省が期待する「ビジネス視点を持ってサービスや技術を社会に広めてきたビジネスプロフェッショナル」が多数集まったことが伺えます。
「週一官僚」「副業・兼業限定」という新たな挑戦。可能性は未知数!
経済産業省の海老原 史明氏は「“空飛ぶクルマ”を通じたさらなる空の活用は、日本が抱えるさまざまな社会課題を解消する可能性を秘めています。本取り組みは、週に1日の勤務、かつ報酬をお支払いして成果にコミットしていただくという、私たちにとっても前例のない挑戦であるため、どれくらい関心を持っていただけるか未知数でしたが、これほど多くの方々にご応募いただき、非常にうれしく思います。」とコメントしています。
空飛ぶクルマによる「社会問題の解決」だけでなく、この取組みを通じて副業・兼業が社会に広がり、企業や個人がともに成長できるといった効果も期待したいと同氏は語ります。
「空飛ぶクルマ」プロジェクトでは、都市の渋滞を避けた通勤、通学や通園、離島や山間部での新しい移動手段、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などの構想を描いています。
1,388名のなかから選ばれる「週一官僚」がプロジェクトに加わることで今後の「空飛ぶクルマ」がどのように進展していくか、とても楽しみですね!