RAIDEN RACING が初出場のヨーロッパ最高峰ドローンレースリーグにて連続で表彰台に

DRONE SPORTS株式会社が運営するプロフェッショナルドローンレースチーム『RAIDEN RACING』が、6月22日~23日にドイツ・ミュンヘンにて開催された『Drone Champions League』で入賞したと発表しました。

今回はチーム初となる海外遠征ながら、第1戦で2位、第2戦で3位を獲得し、2日連続で表彰台に上がりました。なお、​第2戦を終えた時点でのシーズン総合順位は、1位が450ポイントのNEXXBlades(イギリス)、2位が420ポイントのRAIDEN(日本)、3位が330ポイントのROTORAMA(チェコ)となっております。

第1戦と第2戦の戦況ハイライト

DRONE SPORTS株式会社の発表によると、第1戦と第2戦の戦況は以下の通り。

〈第1戦〉 予選は全8チーム中4位となり、準々決勝ではSwiss Black Kites(スイス)と対戦。RAIDENの勝利で終えたと思った矢先、Swiss Black Kites側の抗議(AXELの対戦相手の映像がブラックアウトした。)が認められ、AXELの単機戦のみリラウンドへ突入した。リラウンド1戦目ではAXELの機体トラブルが発生(映像がブラックアウト)、RAIDENの抗議が認められ再びリラウンドへ。2回目のリラウンドでは、両チームともにトラブルは起きず、AXELが見事勝利し準決勝に駒を進めた。 勝ち進んだ準決勝では、DCL2017年間王者で、世界一のドローンレースチームと呼ばれるNEXXblades(イギリス)と対戦し、見事勝利。 決勝ではDCL2017年間2位の強豪チームのROTORAMA(チェコ)に惜しくも破れ、RAIDEN RACINGは2位を獲得した。

〈第2戦〉 予選は8チーム中5位となり、準々決勝ではAIR CARVERS GERMANY(ドイツ)と対戦。各チームのパイロットが1on1で競う単機戦は2対2のまま、両チームのドローン全8機が飛び交う最終戦へと突入。混戦の末、1着は相手チームの選手と思われたが、ゴールゲートヘ接触してゴールインできず。1位DK、2位KAZUMA、3位TAKUMIとRAIDENレーサーが上位を占める結果となり、準々決勝へ駒を進めた。
準決勝では、前日、RAIDENが勝利した前年度王者Nexxblades(イギリス)と再び対戦し善戦したものの、相次ぐ機体トラブルにより敗退を喫した。別グループで行われた準決勝の結果、RAIDENは総合ポイントで3位に入賞し、見事2日連続の表彰台に登る結果となった。

大会のハイライトムービー

RAIDENは6月19日に日本を出発し、20日にドイツへ入国、インドネシア人ドローンレーサーAXELと現地合流しました。試合前日の6月21日はドローンの機体調整を行い、実地コースでのコースプラクティスを行い、海外初戦への感覚を慣らしていきました。

このレースまでの3日間のハイライト映像は以下をご覧ください。

今後のDCL2018シーズン スケジュール

・第1戦・6月22,23日             
   ドイツ/ミュンヘン
・第2戦・7月4,5日                 
   スペイン/マドリッド
・第3戦・8月10,11日             
   中国/万里の長城
・第4戦・8月31日,9月1日     
   リヒテンシュタイン/ファドゥーツ
・第5戦・9月21日,22日         
   ベルギー/ブリュッセル
・第6戦・10月12,13日           
   スイス/チューリッヒ湖