スマートフォンと連携し、FPV飛行のエントリーモデルに最適な MJX「X400」レビュー

MJX X400

昨今、さまざまなメーカーからホビー用ドローンが発売されるようになり、1万円以下で購入可能な機体の数も増えてきました。とはいえ、機体が安価な分、性能や耐久性が不安……という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ドローン飛行の入門に最適な機体の一つとして、香港のMJX社(MeiJaxin Toys)から2014年に発売された「X400」シリーズ と、同社製のFPV用0.3MPカメラモジュール「C4005 FPV」について、ご紹介します。

X400は、Wi-Fiで使用される無線電波帯域の一つである2.4Ghz帯で通信を行うモデルです。

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付属の送信機は、モーターの出力調整や操作モードの切り替えを行うことができ、低速、中速、高速モードに加え、ドローンの機首の向きに関係なく、操縦者から見た前後左右へ機体を動かすことが可能な“ヘッドレスモード”を選択できます。また、空中で機体を一回転させる“3Dフリップ”機能などが標準搭載されており、初心者でも簡単にアクロバティックな飛行を試すことが可能です。

さらに、C4005 FPV搭載時にスマートフォンとWi-fi接続を行うことで、飛行中に撮影した映像をリアルタイムで受信でき、iOS・Androidに対応する専用のスマートフォンアプリから録画、撮影などの操作を可能とします。

MJX X400:基本スペック
本体サイズ 160 X 160 X 40mm
重 量 本体 112g / コントローラー 188g
周波数 2.4GHz
電池 リチウムポリマー電池 750mAh / 3.7V
最長操作距離 約100m
充電時間 約120分
飛行時間 8~9分
 

2.4Ghz帯のプロポとカメラモジュールを同梱(※現在、カメラモジュールは別売り)
撮影した映像をリアルタイムで受信可能な「C4005 FPV」
スマートフォンアプリ「MJX C4005」トップ画面(Andriod OS)

実際に飛ばしてみた感想

操作モード1(初心者用)とヘッドレスモードを使い、屋外にて1~3mの低空飛行を行いました。無風に近い状況で飛ばしていましたが、機体重量120g以下と非常に軽量なためか、わずかなレバー操作でも飛行中に前後左右へ大きく動いてしまいます。そのため、ホバリングの維持にはコツがいると感じました。また、飛行中にヘッドレスモードへ切り替えを行うと機体の挙動がおかしくなるため、離陸前に設定を行うよう注意が必要です。

FPVカメラの性能については、フレームレートが少なく(13~16fps)、操縦者が見ている映像に若干の遅延が発生するため、レースなどへの本格的な使用を考える場合は充分な訓練が必要となります。また、より高解像度の撮影を行う場合は、720pのHDカメラモジュール「C4002」や「C4010」(別売り)の利用をオススメします。

機体底部にはC4005を搭載でき、夜間飛行用のLEDランプを備える。
C4005用のスマートフォンアプリからスクリーンショットを撮影

 

 

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FPVカメラの利用に制限があるとはいえ、六軸ジャイロ飛行制御システムを備え、購入から飛行・FPVまでのセットアップを少ない手間でできるということもあり、X400はドローン飛行のエントリーモデルとして最適な機体です。現在、C4005をはじめとするカメラモジュールは別売りとなっていますが、新たな機能として、飛行中に指定位置へ自動で戻ってくる“ワンキー・リターン”を備えた「X400 V2」がSURE HOBBYなどで販売されています。ドローンによるFPV飛行を、すぐにでも体験したいという方は、本製品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

※取り扱い:MJX「X400 V2」(SURE HOBBY)