「ジャパンインターナショナルボートショー2019」視察レポート!Phantom4から水中ドローンまで…

毎年3月上旬に、神奈川県横浜市にて開催される「ジャパンインターナショナルボートショー」。その名の通り、ボート・ヨットを始めとして、航海計器類や通信機器類、アパレル類や雑貨に至るまで、マリンレジャーに関する最新の情報が一堂に会するイベントです。
こちらにドローンも出展されると聞き、視察に行ってきましたので、今回はそのレポートをお届けします。

なぜ「ボートショー」でドローン?海とドローンとの意外な関係

「陸・海・空」で言うならば「陸」と「空」のイメージが強いドローンですが、最近は海での利用も広がってきています。

例えば、海難事故被災者救助。ドローンが上空から被災者の場所や状況を撮影し、災害対策本部の救助活動に役立てるというものです。

そしてもう一つが、海中での検査・点検作業。水中ドローンを活用して、船舶や橋・海の上にある洋上風力発電といった設備の点検を行ったり、水温や生物の生育状況の検査を通じて漁業や養殖業に役立てたり、といった事例が出てきています。

また、水中映像の撮影にも、最近はドローンが利用される場面が出てきているようです。

海上・海中でドローンを使うことのメリットは、やはり「人手を補えること」。人が赴くことが難しい場所や気象条件の中でもドローンなら問題ない、というのが、人気の理由のようです。

マリン向けドローンはこれ!Phantom4から水中ドローンまで

今回のジャパンインターナショナルボートショー2019では、「Phantom4」や水中ドローン「CCROV」等が展示されていました。

DJI社「Phantom4」等を展示していたライオンズフィルムのブース。
左端に見える筒のようなものは、万が一ドローンが落下した場合でも機体が水中に沈まないよう、ドローンに取り付けておく「DRONEFLOAT(ドローンフロート)」です。

Shenzhen Vxfly Intelligent Information Technology社の水中ドローン「CCROV」を展示していたセキドのブース。
CCROVは4Kカメラを搭載しており、最大100メートルの潜水が可能だそうです。
ケーブルが接続されており、作業の後には簡単にドローンを回収することができます。
実際に操縦させてもらいましたが、操作は通常のドローンとまったく同じ。手元のプロポ(コントローラー)を使って、スムースに動かすことができました。

水中ドローンは実物を見る機会がまだ少ないですが、ジャパンインターナショナルボートショー2019では、ドローンが水槽の中で動く様子を見たり、操縦を体験したりすることができ、非常に面白い体験ができました。

今後もいろいろなイベントに参加して、ドローンの「いま」をレポートしていく予定ですので、どうぞお楽しみに!

ジャパンインターナショナルボートショー2019 開催概要

名称:ジャパンインターナショナルボートショー2019
日程:2019年3月7日(木)~10日(日)
場所:パシフィコ横浜(屋内展示)・横浜ベイサイドマリーナ(フローティング展示)

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ruby
埋田奈穂子/Naoko "Ruby" Umeda 慶応義塾大学商学部卒業後、大手通信企業に入社。以後、一貫して通信関連事業に従事。現在は総合コンサルティングファームにて、通信・メディア系企業を対象に、新規事業立ち上げやマーケティング改善、海外事業展開等の支援に携わる。主著「日米欧のスマートグリッド政策と標準化動向2010(インプレス社)」。趣味は旅行・料理・美術・ヨガ・剣道・ネコ等々。写真はプロジェクト従事のため2016年に半年間滞在したヤンゴン(ミャンマー国)でのひとコマ。