夜空に輝く未来の演出──FC東京ホームゲームでfly株式会社が手がけたミラーボールドローン演出

FC東京の演出で使用されたLEDパネルを搭載したドローンとミラーボールを搭載したドローン。

2025年4月25日、国立競技場で開催されたFC東京対ガンバ大阪戦にて、ドローンを活用した多様な事業を展開するベンチャー企業fly株式会社(以下、「fly」)はクラブ史上初となるミラーボールおよびLEDビジョン搭載ドローンによる特別演出をプロデュースしました。
スタジアム全体を巻き込むこの大型プロジェクトでは、flyが企画・演出・運用まで一貫して担当し、試合前のスタジアムを「空から始まるエンターテインメント空間」に変えました。

ミラーボール×LED×空中演出──ドローンが描く光の芸術

flyが開発・運用したのは、以下の2種類の特別仕様ドローンです:

ミラーボールドローン
球体構造に反射パネルを備え、空中で回転しながらスタジアム全体に光を拡散。まるで空に浮かぶ巨大なミラーボールが、ピッチと観客を光で包み込みました。

LEDビジョンドローン
空中で文字やロゴ、動画を表示できるLEDビジョンを搭載。FC東京のエンブレム、選手名、応援メッセージなどが夜空に鮮明に映し出され、ファンとの一体感を演出しました。

これらのドローンは、GPS誘導とリアルタイム制御技術により、照明・花火・音楽との完璧な演出を実現。演出タイミングの誤差を1秒未満に抑え、安全性と演出精度を両立させました。

“観る”から、“感じる”へ。心に届く、次世代スタジアム体験。

選手紹介から入場の時間帯には、特殊効果花火やムービングライトとの連携演出も展開。この一連の流れにより、スタジアムは単なる試合会場から「空間そのものが感動を生む場」へと変貌しました。
SNS上でも、
「ミラーボールが幻想的すぎた」「空中LEDの演出が鳥肌モノだった」といった反響が広がり、平日にも関わらず観客数は44,519人を記録しました。

flyが目指す、空を使ったエンターテインメントの未来

flyの船津代表は以下のように語られました。
「今回のFC東京戦での取り組みは、flyにとっても重要な挑戦でした。スポーツというリアルな熱量に、テクノロジーを掛け合わせることで、誰もが記憶に残る“体験価値“を設計できると改めて実感しています。今後もflyは、ドローン・映像・照明・演出の領域を横断しながら、スポーツ、音楽、自治体イベント、企業プロモーションなど様々なシーンで「空の可能性」を追求してまいります。」

ドローンが切り拓くエンタメの未来。その最前線を走るflyの挑戦から、これからも目が離せません。