エンジェル投資家の千葉功太郎氏がGPを務めるドローンファンド(正式名称:千葉道場ドローン部1号投資事業有限責任組合)が、総額約16億円にて組合組成を完了したことを発表しました。
総額約16億円のファンドサイズは目標金額の10億円を上回り、またドローン領域に特化した独立系ベンチャーキャピタルが組成した1号ファンドとしては世界最大規模となります。
また、ドローンファンドのようなエンジェル投資家出身者がGPを務めるファンドが中小機構(正式名称:独立行政法人中小企業基盤整備機構)より出資を受けるのは今回が初めてとなります。
主な出資者
ドローンファンドの今回の主な出資者は、下記の大手事業会社、エンジェル投資家及び中小機構です(以上50音順)。
- 株式会社オークファン
- 株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ
- キャナルベンチャーズ株式会社
- 大和企業投資株式会社
- 株式会社DGインキュベーション
- テクノプロ・ホールディングス株式会社
- 日本アジアグループ株式会社
- MistletoeVenturePartners株式会社
- 三井化学株式会社
投資方針
ドローンファンドは、「ドローン」をキーワードに、関連するコア・テクノロジー、サービスの全方面を積極的にカバーして投資するとのこと。投資ステージとしては、シード・アーリーを主な対象とし、1件当たりの投資金額はシード・アーリーでは1,000万円~5,000万円、ミドル・レイターでは~約1億円を上限としています。これまでにシード・アーリーを中心に国内外のスタートアップ19社に対して(合計約7.4億円)投資実績があります。
同ファンドは今後、ドローンファンドの運営を通じて、ドローンスタートアップエコシステムの発展に貢献していくとのこと。