無人航空機のドローンは、一般的には制御部が収まるボディーから四方に腕が伸びていて、そこにそれぞれモーターとプロペラが搭載されている、という見た目が一般的です。
しかし、東北大学が開発したドローンは、よくよく見ると一般的なドローンの機構を踏襲しているものの、なんとパッと見は球形(球形にすることで、衝撃を吸収しやすくするそうです)。
ただ、驚くのはまだ早い。こちらのドローンは、なんと鳥型。
ある意味、ペットにもなりそうな愛くるしいフォルム。くぉー、かわいいぜ!
いろいろな種類のドローンが出てくることが予想される2015年は、まさにドローン元年。これはドローンの「カンブリア大爆発」時代の到来ともいえるのではないでしょうか?
カンブリア大爆発が起こった原因の1つが、三葉虫が「眼」の獲得をしたことで捕食しやすくなったことに対する反応、つまり逃げたり、身を守ったりする変化の結果とする説があります。
つまり、生物の大爆発に「眼」という進化を後押しするものが必要だったとするなら、ドローンを新しく変化させる「眼」もあるはず。「経済的ニーズ?」「社会的なルール?」それとも「少年のようなわくわく感?」。いずれにせよ、ドローンファンとしては、みんなに喜ばれるユニークなドローンが次々生まれてくることは、待ち遠しい限りです。