ドローンのスポーツ分野への活用は、主に放送用途での検討が進んでいますが、近い将来、ドローンがスポーツのジャッジをする日が来るかもしれません。
今回紹介するのは、先日公開されたばかりのPepsi Max によるグローバルブランドキャンペーンの動画。
日が落ちたバルセロナのとあるローカルフットサル場に、突然ボールを持ったドローンが降り立ってきます。
戸惑うプレイヤーをよそに、突然フィールドにLEDライトとプロジェクションマッピングが投影され、カウントダウン開始。笛の合図とともにドローンからボールが落とされ、キックオフ!
最初は困惑の表情を見せた選手たちも、試合が進むごとに徐々にヒートアップしていきます。
ドリブルの軌跡に合わせて地面が光る、シュートを決めると派手にゴール演出が行われるなど、その風景はまさに近未来のフットサル。
中でも注目なのは、ドローンが選手にイエローカードを出すシーン。現在のスポーツシーンでは、人間が試合をジャッジするのが当たり前ですが、近い将来、ドローンが画像解析をしてスポーツのジャッジをする日が来るのかもしれません。
もちろん、接触プレイなどの複雑な判定は簡単にはいかないのかもしれませんが、基本的な判定であれば、近い将来あっさりと実現してしまう可能性は十分にあります。
自分たちの上空を飛ぶドローンが自動でスポーツの審判をしてくれる未来って、何だかワクワクしませんか? 2020年の東京オリンピックまでドローンがどこまで進化していくか、目が離せませんね!