DRONE MEDIA Facebook ページ でお伝えした、2016年2月23日〜28日のドローン関連ニュースをお届けします。
宇宙人をドローンで吊った埼玉県行田市のプロモーション映像がすごい
先月、世界で最も大きい田んぼアートとしてギネス認定された埼玉県行田市の田んぼアート。その記録を「ドローンに吊り下げられた宇宙人」がお祝いにくる、というインパクト絶大のプロモーションが実施されました。
宇宙人が来ているビブスには「行田市 田んぼアートギネス世界記録™オメデトウ! 」の文字が。映像を見ると、見学者は皆とても驚き、喜んでいる様子。
このようなインパクト重視のドローンの活用も、今後増えていくかもしれませんね。
http://soudasaitama.com/administration/9346.html
女子校でもドローンが大人気、活用アイデア飛び出し授業が白熱
東京都世田谷区にある田園調布雙葉学園。この高校の情報科目の授業の一環として、ドローンの体験学習を実施しているようです。
ドローンの最新動向を授業で紹介しているのは、日本マイクロソフトの業務執行役員である西脇資哲エバンジェリスト。西脇氏は、ドローンをテーマに年50回 以上の講演やセミナーに登壇。あまりの講演回数の多さに、ナンバーワンのドローンプレゼンターと呼ぶ人もいるそうです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/021500036/021700003/
建築物の補修もドローンで…芝浦工大など、仕組み開発
ドローンを用いたコンクリート構造物の補修材を散布する仕組みを、芝浦工業大学土木工学科の伊代田岳史准教授と西武建設が共同で開発したと発表がありました。
今まで建物や橋梁のひび割れなどを検知する「点検ドローン」の開発は進められてきましたが、「補修ドローン」が開発されたことで、点検から補修まで全てドローンで賄えるサービスが実現可能になりそうです。
既存の筐体を改造した今回の試作機は、2リットルタンクで水や補修材料を入れ、4本のノズルで散布する仕組み。農薬散布ドローンのような広範囲に散布する形ではなく、上下左右の狭い範囲にピンポイントで散布ができるとのこと。
試作機ではまだ散布にムラが生じやすく、補修材の無駄が発生してしまうことが課題だそうですが、構造物の維持管理をドローンで全自動で行えることになるとすれば、建設業界に大きなインパクトを与えることになりそうです。
http://response.jp/article/2016/02/23/270296.html
ドローン飛行OKな厳選スポット4選
ドローンを飛ばせる専用フィールドが全国に続々登場中とのことで、関東近郊のドローン飛行OKなスポットが紹介されております。都心に住んでいると、屋外で飛ばせる場所を見つけるのが困難なため、このようなスポットの紹介は非常にありがたいですね。
紹介されているスポットは、
1:山を切り開いた開放感あふれるフィールド「とちぎUAVフィールド」
2:超広大なフィールドは、アクティビティも豊富!「斑尾高原エアフィールド」
3:ドローンはもちろん、温泉まで楽しめる!?「舞子ドローンフィールド」
4:“市街地”を模したアトラクション要素あふれるフィールド「SKY GAME SPLASH」
と、キャッチフレーズを聞いただけでもワクワクしてしまうところばかり。
関東近辺に住まわれている方は、週末に飛ばしに出かけてはいかがでしょうか。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/report/?id=20160223-00047581-r25
ドローンで食品輸送成功…買い物難民対策で実験
先日ご紹介した徳島県那賀町の食品輸送の実証実験が、無事成功したようです。
日々の買い物に困る「買い物難民」対策の一環で、国土交通省は今後も実験を続け、3年以内の実用化を目指すそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160224-OYT1T50086.html
アルスエレクトロニカFutureLabが、ドローン100個のパフォーマンスで世界記録を樹立
Ars Electronica Futurelab が、一度に飛ばしたドローンの数でギネスワールドレコードを樹立したようです。
彼らが開発した「Spaxels」は、数十機のLED装置を搭載したドローンを夜空に飛ばし、独自の制御システムで光のドットによる立体アニメーションを空中に描き出すもの。
今回認定されたのは、昨年11月に行った100個のドローンを使ったパフォーマンス「Drone 100」(撮影は昨年の11月ですが、初公開されたのは今年1月のCES のようです)。
ベートーベンの『運命』に合わせて飛び交う無数のドローンによるパフォーマンスは必見です!
孤立した被災地からドローンが「伝書鳩」になってメッセージを伝える KDDI研究所が実施
2016年2月25日に、「ドローンが伝書鳩になって、孤立した被災地から安否確認のメールを届ける」という実証実験をKDDI研究所が行いました。
この仕組みは、大規模災害時に臨時基地局から電波の届かない孤立した地域が出てしまった時の対策として、2013年度から研究されてきたもの。
詳しい解説はリンク先に解説されておりますが、簡単に言うと大規模災害時にメッセージが入った小型サーバーをドローンが運搬することで、孤立地域でのメッセージの送受信を実現する仕組み。
本来は固定翼機での運用を想定しているそうですが、今回の実験では場所や飛行制限の都合上マルチコプターを使用したそうです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1602/25/news137.html
CP+2016 – DJI、ドローン搭載可能なサーモグラフィーカメラをいち早く披露
28日まで行われている CP+2016 会場で、新製品となるサーモグラフィーカメラ「ZENMUSE XT」の展示が行われました。
DJIのドローンに取り付けることで赤外線による空撮を実現するもので、遭難者を発見するような救難活動や、動物を確認するハンティングとしての用途があるとのこと。
発売は2016年の第1四半期を予定しているようです。
http://news.mynavi.jp/articles/2016/02/26/cpp2016_dji/
ドローンを”チームで”飛ばす――SFC発ドローンレースチーム「KART」に密着!
先日開催された「World Drone Prix In Dubai」の日本選考会に関連して、SFC発のドローンレースチーム「KART」に密着した記事が話題になっております。
日本選考会当日の緊張感ある現場の様子やレース中の戦略、ドローンレースの面白さやコース攻略の難しさやなど、非常に興味深い内容になっております。
ドローンレースに興味のある方は必見です!
http://sfcclip.net/news2016022601/
2月25日(木)〜2月28日(日)までパシフィコ横浜で開催されたCP+。DJI以外にも複数社からドローンが出展されておりました。取材に伺った日は、平日にもかかわらず会場は大変な盛り上がりをみせていました。
さすがの盛り上がりの DJI ブース
Inspire 1 や Phantom 3 を始めとしたドローン各種と、OSMO などのカメラおよび周辺機器が展示されておりました
高城剛氏の講演でもドローンについてたっぷりと紹介がありました
DRONE MEDIA Facebook ページでは、オリジナル記事以外にドローン関連ニュースのキュレーションも行っております。 |