テラドローンと東京海上日動がUTM自動付帯保険サービスを発表

テラドローン株式会社と東京海上日動火災保険株式会社が、Terra UTM アプリ利用時に自動的にドローンの保険加入ができるUTM自動付帯保険サービスを、2018年5下旬〜6月上旬より開始すると発表しました。Terra UTM(ドローン運行管理システム)はドローン飛行で安全管理を目的とするアプリで、今回発表された保険により、Terra UTM を利用すると対人・対物賠償保険が加入申請手続きを一切せずに適用されます

サービス内容

Terra UTMとは、管理画面からドローンの自動航行設定から操作をより安全・簡単に行えるシステムです。特に、目視外飛行が重要となる災害時・物流・点検などで活躍します。Terra UTMのアプリでは、下記の機能を利用することが可能です。

  • フライトプランの作成、プランに即した自動航行、フライトログの保管
  • 自動帰還機能、強制帰還機能
  • 飛行禁止区域に侵入した際に自動帰還機能が発動
  • ドローンの飛行が可能かどうか判断、飛行計画の申請フォームも自動作成
  • 共同での飛行経路管理・確認

小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会が発表した「空の産業革命に向けたロードマップ」(※注1)では、2020年頃に有人地帯における目視外飛行の実現を目指しており、またドローンの商業利用の拡大が急速に進む中で、安全・安心な飛行に加え重要なのが事故発生時の対応と補償。Terra UTMを利用(月額5,000円を予定)する際に、東京海上日動が提供する対人・対物賠償保険が自動付帯されます。

注1:「空の産業革命に向けたロードマップ~小型無人機の安全な利活用のための技術開発と環境整備~」(平成29年5月19日小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会決定 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/pdf/siryou7.pdf