NTTドコモがドローンを活用したビジネスを支援する「ドローンプラットフォーム docomo sky」を開発

株式会社NTTドコモが、ドローンを用いたサービスを提供するパートナー企業向けにドローン運用をトータルにサポートする「ドローンプラットフォーム docomo skyTM(ドコモ スカイ)」を開発したと発表しました。

https://www.docomosky.jp/

本プラットフォームは、クラウドコネクト・運航支援基盤・ビジネス支援基盤・解析支援基盤の、4つの要素で構成。ドローンとプラットフォームをセルラーネットワークで常時接続することで、複数台の自動飛行、目視外での遠隔操作、機体情報管理、機体を用いた業務のワークフロー管理、撮影画像データ等のセンシングデータをリアルタイムに取得し管理を行うまでの一連の運用を、WEB上で管理可能とします。

最初の取り組みとして、本プラットフォームを活用した「太陽光発電事業者向けソーラーパネル自動点検・解析サービス」を、2018年3月より南国殖産株式会社を通じて、グループ企業である九州おひさま発電株式会社の日置発電所(鹿児島県)にトライアル提供します。

NTTドコモによると、今後本プラットフォームについて様々な産業分野への活用をめざし、パートナー各社とのビジネス実証ならびに技術開発の取り組みを開始。また、この様な取り組みを加速させるため、2018年4月に「セルラードローンTM・オープンパートナーイニシアティブ」を発足し、エントリーを開始する予定とのこと。

さらに本プラットフォームの本格導入に先立ち、ビジネス活用を目的にドローンの導入を検討されている企業や自治体向けにドローンの機体及び機体用カメラの販売やレンタル、通信端末の提供、映像中継や3D画像計測等のソリューション提供、国土交通省への飛行申請サポート、パイロットの派遣や安全に運用するための講習等、ドローンの初期導入を支援する「ドローンスターターサポートTM」を2018年春より開始するとのこと。