ドローンによる宅配サービスの実証実験が行われるなど、“ドローン特区”として注目を集める千葉県千葉市。しかし、対象となる幕張新都心周辺では、国交省が定めた航空法により容易にドローンを飛行させることができない現状です。
そこで、株式会社ダイヤサービス（以下、ダイヤサービス）は2月19日（日）、千葉市花見川区畑町にドローン飛行練習場「HATAドローンフィールド千葉」をオープンしました。
幕張新都心から車で20分という立地に加え、国交省の定めた「人口密集地を避ける」「人・建物との間に30m以上の飛行距離を保つ」といった制限の影響を受けずに飛行訓練ができる練習場となっています。
「HATAドローンフィールド千葉」の主な特徴
・車を走らせた際、都心から千葉方面に最も近い屋外型飛行練習場。
・京葉道武石ICより車で9分という好立地、都心からわずか45分で練習場に到着。
・離着陸場所は約300㎡、飛行可能エリアは約14,000㎡と広大な敷地。
・国交省による飛行制限をクリアした設計の練習場。
| 場所 | 〒262-0018 千葉県千葉市花見川区畑町2916-1 |
| 利用料金 | 2時間：5,000円（オープン時はキャンペーン価格で4,000円） 4時間：10,000円（オープン時はキャンペーン価格で8,000円） |
| 予約方法 | 下記Webサイトより、前日までにお申し込み下さい。 http://hata.blue |
個人での利用はもとより法人での貸切にも対応（1時間：10,000円〜）、行政への貸し出しも積極的に行っていく方針です。
なお、ダイヤサービスは昨年9月、飛行訓練場のある花見川区畑町に立ち上げられた畑町防災会との間で、災害発生時のドローン飛行協定を締結しているとのこと。ダイヤサービスでは災害・救急分野でのドローン活用を目指しており、方向性を同じくする企業・行政に対しては、飛行練習場を優先的に貸し出すことを検討しています。
また、民間資格を取得したてで飛行経験の乏しいパイロットへの講習や、”Safety First”なドローン空撮「SORA.blue」（SORA.blue：ダイヤサービスが手がける空撮屋号）による安全運用ノウハウを学ぶためのスクール事業の展開も予定しています。
