【ドローン活用アイデア】地震大国ニッポン

出典:http://all-that-is-interesting.com/post/6036759992/a-basic-guide-for-surviving-a-zombie-apocalypse/2

タイトルで言いたいコトが全てわかってしまったかもしれません。わかった方、つまりそういうコトです。

ご存知の通り日本は世界有数の地震大国です。それに伴い耐震技術も世界のトップクラスと言っても過言ではないでしょう。それをさらに進化させ、ドローンで解決するアイデアです。アイデアと言っても家ごとドローンで吊るだけですが。

家ごと吊るというか、家そのものがドローンといったイメージですね。緊急地震速報や地震のP波を検出したらおもむろにドローンがスリープモードから復帰してエンジン始動、数センチ家が浮く。これだけのコトです。

磁力を使って家を浮かせる技術なんかも研究されており、そちらのほうが実用的ではないか、という意見はたしかにその通りだと思います。しかしながらもし今後の技術革新でドローンが飛躍的に成長したら今の状況が覆る可能性だってあるのです。

出典:http://www.gizmag.com/hendo-hoverboard-prototype/34352/
出典:http://www.gizmag.com/hendo-hoverboard-prototype/34352/

かつて磁気コア(磁石と電磁石を使って現在のメモリのような動作をするもの)が主流で加速度的に集積度が上がっていった時代に、半導体なんてモノが現れた途端に一気に磁気コアの技術が廃れたりしています。まさしく技術は小説より奇なり、ですね。ドローンにもたくさんの新技術は開発されていくでしょう。その中で現状を覆すような技術が編み出されて欲しいものです。

家がドローンだと引越しがとてもラクですね。キャンピングカーの原理です。不動産の概念までおかしなコトになる新技術、それがドローン。ま、そこまで重いものを持ち上げるにはまだまだ時間がかかりそうなので、もうちょっと軽くしてみましょう。

昔の城の殿様も現代の自社ビルの社長も、偉い人は大抵最上階の部屋に居ます。この部分だけを脱出させればかなりハリウッドな感じになるのではないでしょうか。家やビル全体を持ち上げるよりずっと軽いですし。

出典:http://www.slate.com/blogs/behold/2013/02/05/laurent_chehere_flying_houses_creates_fantastical_stories_of_parisian_structures.html
出典:http://www.slate.com/blogs/behold/2013/02/05/laurent_chehere_flying_houses_creates_fantastical_stories_of_parisian_structures.html

現在のドローンの形状を考えると家の四隅に避雷針がある、と考えるコトもできそうですね。巨大なドローンが開発される頃には雷を充電できるようになっているかもしれません。そうなればエコ充電も可能です。

もちろん脱出の時は演出として部屋の下部から炎を出すのもいいでしょう。ついでに「裏」とか書かれたヤバそうな書類もその炎で燃やしてしまえば一石二鳥です。いや、その脱出が口コミで広がり宣伝効果も抜群なので一石数鳥ぐらいにはなりそうです。

出典:http://www.slate.com/blogs/behold/2013/02/05/laurent_chehere_flying_houses_creates_fantastical_stories_of_parisian_structures.html
出典:http://www.slate.com/blogs/behold/2013/02/05/laurent_chehere_flying_houses_creates_fantastical_stories_of_parisian_structures.html

筆者も会社を経営しておりますが、いつか資金が潤沢になってこのような自社ビルを建てた時のために「フハハハハ、さらばだ諸君!」という発声練習をしておくコトにしましょう。