DJIがFPVゴーグル「DJI GOGGLES」を発表!

https://www.dji.com/dji-gogglesより

PhantomシリーズやMavicでお馴染みのDJIからFPゴーグル、「DJI GOGGLES」が登場します。

FPVはFirst Person Viewの略。一人称視点でドローンからの眺めを楽しむことが可能になり、レース用ドローンでゴーグルを装着している光景を見たことがある方は多いはず。

今回DJIから登場する「DJI GOGGLES」はMavic ProやPhantomシリーズに対応。ユーザーは新しい飛行体験をすることが可能になります。

フルHD1920×1080の解像度。タイムラグのない映像伝送

「DJI GOGGLES」の解像度は、フルHDの1920×1080。偏光の特性を利用することで左右の映像の重なりを防止し、ストレスが少なく映像を楽しむことができます。またドローンの映像とのタイムラグを最小化するために、「DJI GOGGLES」はドローンから直接映像データを受信する仕組みになっています。

快適な操作とインテリジェントフライトモード

https://www.dji.com/dji-gogglesより

「DJI GOGGLES」にはヘッドトラッキング機能があり、頭の向きによりドローンを操作することが可能になっています。頭を左右に動かせば機体は左右に旋回し、頭を正面にすれば機体は旋回を中止します。このように、頭を動かすこと=コントロールスティックで操作することとなり、ユーザーは新しい飛行体験を味わうことができます。

さらに「DJI GOGGLES」はタッチパッドが内蔵されており、ActiveTrack (アクティブトラック)、TapFly (タップフライ)、地形フォローモード、シネマティックモードやトライポッドモードといった主要なインテリジェントフライト機能へのアクセスも容易。これまでコントローラーで操作していたときと変わらない機能を使用することができます。

リアルな操作性と各機能へのアクセスの良さは「DJI GOGGLES」の大きな魅力でしょう。

負荷を最小限にした快適なヘッドバンド

ヘッドバンドの顔面への負荷が心配になる方は多いかもしれませんが、圧力が最小限になるよう設計が施されており長時間の使用も快適です。眼鏡の方も問題なく装着することができるので心配なく。

FPVモードはバイザーを上げるだけで終了できるので、周囲の状況確認なども難なく行うことができます。ヘッドバンドとスクリーンは取り外し可能で、持ち運びや保管をしやすくなっています。

接続可能な機器も多数あり!

「DJI GOGGLES」は多数の機器に接続できるよう、多くのインターフェイスに対応しています。Mavic ProはDJIのOcuSync伝送システムを経由して同期。Phantom 4、Phantom 4 Advanced、Phantom 4 Pro、Inspire 2は、送信機のUSBポートから接続することができます。

また内蔵のmicroSDカードのデータを「DJI GOGGLES」にダウンロードすることで、その場で動画ファイルを確認することも可能に。もちろんHDMI出力にも対応しており、スクリーンで映像を楽しむことも可能です。

バッテリーは完全に充電された状態で最大6時間と、長時間使用することもできます。

これまで三人称視点での飛行体験が主でしたが、「DJI GOGGLES」により第一人称での飛行体験が可能になり、まさに鳥になったような気分を味わうことが可能になるでしょう。

これらの体験がMavic Pro、Phantom 4シリーズ、Inspire シリーズなどDJIのお馴染みの機体で楽しめることも嬉しいポイント。

販売価格は 57,800円(税込)。出荷は2017年5月20日以降の予定です。