ドローンを利用した犯罪対策

出典:http://wired.jp/2015/05/26/low-cost-drones-casing-properties/

今年前半くらいから、ドローンによる犯罪が話題になっています。
その防止対策を各方面の方々が法整備したりしているようです。

すでに泥棒の偵察用にドローンが使われているなんていう記事もあります。

TV等を見ていると、昨今の犯罪は大抵防犯カメラに映像が残っていたりします。それを解析して犯人を特定し、迅速な対応ができるようになってきています。
ココにドローンを導入したらより良い防犯になるのではないか、というコトです。

具体的には普通の防犯カメラのようなモノです。有事の際にはカメラが外れてドローンとして動き出します。人間を自動追尾する技術は既にあるのですぐに実現できそうです。また、既に使われているカラーボールにも磁性体のようなものを混ぜておけば、自動追尾がさらに確実なものになるかもしれません。

ドローンのGPSで犯人の位置は特定できますし、犯人の顔写真も写真ではなく動画で鮮明に撮影できます。というかリアルタイムで中継できますね。それどころかずっと追尾しているなら犯人の逃走のクセまで見抜くコトができます。

いわゆる強盗だけでなく、犯罪組織の対策としてもドローンは有効なのではないでしょうか。構成員をひとりでも見つけたらその人物を自動追尾するだけでカンタンにアジトが見つかる、というワケです。ステルス性の高いドローンが必要ですね。

オレオレ詐欺(振り込め詐欺(母さん助けて詐欺))はドローン追尾のいいカモです。見知らぬ相手にお金を渡す時は自動追尾型ドローンを常に用意しておく、というのが常識になればこのテの犯罪は減るのではないでしょうか。

古典的な身代金要求にもドローンは効果的です。自動追尾の必要すらないかもしれません。番号の揃っていない1万円紙幣で数千万円を用意し、それをアタッシュケースに入れておくと犯人が取りに来ますよね。犯人がアタッシュケースを手に取る直前にドローンでケースが浮上、上空から網で拘束。これで確保一丁あがりです。
(当然人質の安全性を担保したうえでの想定ですが)

そういえば犯人側がR/Cヘリで「現金をヘリにくくりつけろ」という手口をTVで見たコトがあります。このような手口だと電波を追えば見つかってしまう上に現金とケースの重さによっては運べないなんてコトにもなりますね。そのため、現時点ではさほど現実的ではなく、犯罪手口としては具体化することもないのではないでしょうか。

それから痴漢対策では女子が自前のドローンを用意し、痴漢が現れたら自動追尾すればOKです。この方法のメリットはそれだけではありません。自前ドローンを頭上にセッティングしておけばその女子には常に下向きに風が吹いているので、風によるパンチラ防止にも効果的です。

この対策が流行して、前代未聞のミニすぎるミニスカブームが来るコトこそが男子諸君にとっては明るい未来とも言えますね。

※尚、このコラムですが、当然航空法の制約や現在のドローンの性能を無視して記述している、半分ジョークみたいなコラムだとお考えください。