BLACK MAGIC DESIGNのドローン搭載向けシネマカメラ

出典:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagicmicrocinemacamera

Blackmagic Designといえば、映画用カメラや、映像機器で近年非常に有名な会社です。

そのBlackmagic Designが、マイクロフォーサーズマウントシステムを搭載した、ドローンに積載可能な映像用カメラを発売するようです。

製品情報サイトはこちら
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagicmicrocinemacamera

12万円前後という手頃な価格ながら、マイクロフォーサーズシステムのレンズを使えることもあり、非常に多彩な映像を撮影可能です。特に、公式HPに「アクションシーンに特化したデジタルフィルムカメラ」とあるように、GO PROのようなさまざまなアクションシーンの撮影に使用できます。

このシネマカメラには、特筆すべき点が1点あります。ラジコン用プロポメーカーのFUTABAのS.BUSシステム入力やPWM信号入力が搭載されているため、ドローンを操作するプロポからシャッターを切ったり、絞りやズーミングといった、カメラの各種機能を遠隔操作でコントロールできることです。

s.busシステムの解説ページはこちら(英語)

PWM信号はドローンのフライトコントローラーからの制御信号にも使われていることもあり、プロポの操作でドローンをコントロールすることも可能のようです。

製品情報サイトの記載は以下のとおりとなっています。

4系統のアナログPWM無線遠隔コントロール入力に対応しているので、カメラの機能を模型飛行機のリモコンのダイヤル、ノブ、ボタン、ジョイスティックにマッピングできます!より正確にコントロールしたい場合は、18チャンネルのS.Busコントロール入力とFutaba無線コントロール対応の機器、映像出力もついているため、映像トランスミッターを使えば、操縦しながら撮影している映像もモニターすることが可能になっています。

また、Raspberry PiBASIC Stampといった組み込み型PCとの連携も提案されており、このカメラと組み合わせると色々なことが出来そうでとても楽しみです。

今まではデジタル一眼のデジタルカメラをドローンに積載することも行われていましたが、このカメラの方が軽量で使い勝手が良いかもしれません。

この価格でこのような高性能なカメラが発売されるのは、今までなかなか考えられないことでした。
GOPROやドローン内蔵カメラ以上の映像を求めたい時に、ドローン向きの高性能なカメラの選択肢がまた一つ加わったのはとても良いことですね。